【Sクラスの影響大】新型メルセデス・ベンツCクラス 英国発売 全モデル電動化
公開 : 2021.07.30 20:25
第6世代となる新型Cクラスが英国で発売されました。最新デザインと技術を採用し、ライバルを追撃します。
最新世代の主力モデル
メルセデス・ベンツは、6代目となるCクラスの販売を欧州で開始した。新型Cクラスは、同社の内燃機関搭載モデルとしては初めて、全モデル電動化を実現している。
価格は、エントリーモデルのC200スポーツ・サルーンが3万8785ポンド(約590万円)から、C200スポーツ・エステートが4万420ポンド(約615万円)からとなっている。最上級のプレミアム・プラスは、4万6700ポンド(約710万円)から。
エンジンはすべてマイルド・ハイブリッド技術が採用されており、最高出力207psの1.5Lガソリンまたは最高出力262psの2.0Lディーゼルをラインナップ。最上級モデルのC300dには268psの3.0Lディーゼルも搭載され、22.6km/lから23.5km/lの燃費を実現する。
新型Cクラスは、フラッグシップモデルであるSクラスと同等の最新技術を導入するとともに、デザインを一新。ライバルの新型BMW 3シリーズに対抗する。
標準装備を強化
C200とC220dには、11.9インチのセンターディスプレイと12.3インチのデジタルメーターを備えた最新世代のMBUXを標準搭載。17インチ5本スポークホイール、コンフォート・サスペンション、LEDヘッドライトなどが装備されている。
また、バックカメラを含むパーキング・パッケージ、フロントシートヒーター、ワイヤレス・スマートフォン充電器を全モデルに搭載している。
ハイグレードのAMGラインでは、18インチホイール、専用ボディパーツ、プライバシーガラス、レザー巻きマルチファンクション・スポーツステアリングホイール、ツインエグゾーストパイプが追加される。
プレミアムでは、アンビエントライトとキーレス・ゴー機能、さらにARナビゲーションが搭載される。
最上位モデルのプレミアム・プラスは、19インチホイール、パノラマ・サンルーフ、ヘッドアップ・ディスプレイ、4ゾーン・オートマチック・クライメートコントロールを備えている。
また、プレミアム・プラスでは、アクティブ・ステアリング・アシスト、交通標識認識機能、レーン・アシストなどの先進的な運転支援機能を備えたドライビング・アシスタンス・パッケージ・プラスがオプションで設定されている。