【うっかり違反、なくしたい】ユピテルの新ポータブルナビ オリジナル警告・警報データを強化
公開 : 2021.08.01 14:25 更新 : 2023.11.24 14:33
ユピテル「MOGGY」シリーズが2021年型に。7インチの「YPB747」「YPB737」、5インチの「YPL557」「YPL527」が登場。オービス、取締り/検問エリアのお知らせ機能が強化されています。
「MOGGY」シリーズの2021年モデル
今やカーナビといえばダッシュボードに納まるAV一体型や、スマホのアプリが主流となっているが、じつは「ポータブル型」にも根強いニーズがある。
ポータブル型はコンパクトな本体の中に、記憶メディア(SDメモリーカードやSSDなど)、タッチパネルディスプレイ、GPS受信機、テレビチューナー(おもにワンセグ)などを搭載しており、電源だけ取得すればどんなクルマでも使用できる。
取付けも簡単で、ダッシュボードに吸盤式のスタンドを装着して、電源プラグをシガーライターソケットを差し込めば準備OKだ。
「純正オーディオが規格サイズ(2DINなど)でなくAV一体型ナビが取り付けられない」「純正ナビがインパネ一体型で交換ができない」「複数台のクルマでナビを使いまわしたい」、そのような人たちに重宝されている。
また、近ごろはスマホナビアプリと比較されることも多いが、見やすい地図、詳細な案内、正確な自車位置表示、通信料金が発生しないなど、ポータブル型ナビの優位点は多い。
現在、国内メジャーメーカーではパナソニック、ユピテルが定期的にニューモデルを投入しているが、ケンウッドの再参入もあり、今また注目されているジャンルといえる。
そんな中、ユピテルがポータブル型ナビ「MOGGY」シリーズ2021年モデルをリリースした。
オービス、取締り/検問エリアをお知らせ
ラインナップは、7インチWVGAディスプレイ/ワンセグチューナー搭載モデルが「YPB747」と、同機能で特定カー量販店向けとなる「YPB737」の2機種。
そして5インチWVGAディスプレイ/ワンセグチューナー搭載モデルが「YPL557」、同機能でワンセグチューナーを省略した「YPL527」の2機種となる。
4機種すべてカーナビとしての基本機能は共通だ。
いちばんの注目ポイントとなるのはユピテル独自の「フルマップレーダースコープ」を搭載していること。
“うっかり運転”が原因となる交通違反や事故を抑止する機能で、自車周辺のオービス、取締エリア、検問エリア、制限速度、一時停止注意ポイントなどをルート案内画面と警報表示画面の2画面で知らせてくれる。
レーダー探知機メーカーとして知られるユピテルだけに情報量が豊富で、2021年モデルはオリジナル警告・警報データの収録を7万9000件以上に拡大したという。
「YPB747」と「YPB737」については、現地の写真を表示する実写警報も現れる。