【希少なベンツが出品】ヤフーで3回目のBHオークション 190EエボII、AMG E36Tの落札額は?
公開 : 2021.08.10 14:25 更新 : 2021.10.11 10:49
BHオークションによる3回目のオークションが開催。主役のメルセデス・ベンツ190E 2.5-16エボリューションIIが、注目を集めました。
ヤフオク「コレクションカーオークション」とは
ビンゴスポーツ/BHオークションが主催する「コレクションカーオークション」の3回目となる「コレクションNo.3」が、ヤフー・オークション内で開催された。
7月に開かれた「コレクションNo.2」では日産スカイラインR34 GT-Rの未登録新車が6050万1円で落札され、クルマ好きの間で話題を呼んだのは記憶に新しい。
3回目となる今回は「乗って楽しむコレクション」と題して、スポーツドライビングが楽しめて、かつ希少価値の高い選りすぐりの7台が用意された。
出品された7台は、いずれも最低落札額の設定はなく、競合する入札者がいなければスタート額で落札できる可能性がある。
BHオークションのオンライン入札では事前に参加登録する必要があるが、ヤフーでもいたずら入札を防ぐために事前に本人確認を行うシステムで行われた。
今回の主役は「1990年 メルセデス・ベンツ190E 2.5-16エボリューションII」で、500台のみが作られ海外でも価格上昇中のアイテムカー。
出品車は正規輸入車となりオリジナルを保つ良好なコンディションで、走行は4万8467km。スタート額は2550万円だった。
メルセデスはもう1台出品されている。W124のワゴンタイプであるS124をAMGがチューニングした貴重なコンプリートカー「1995年 メルセデス・ベンツAMG E36T」。
こちらはAMGジャパンが輸入した正規輸入車で、走行は5万9066km。スタート額は500万円。
ナローポルシェ、スカイラインも登場
今回ポルシェの出品車両は、ナローのニックネームで親しまれている911のショートホイールベース・モデル「1968年 ポルシェ911S」が登場。
三和自動車が輸入販売した正規ディーラー車で、長年国内で大切に維持されてきたオリジナルを保つ1台だ。走行はメーター読みで2万7160kmだが、恐らく12万kmと思われる。スタート額は2400万円である。
日本車では2台のハコスカGT-Rが出品された。1台は4ドアボディの初期型となる「1969年 日産スカイライン2000GT-R(PGC10)」で、スタート額は1950万円。
もう1台は、販売当時の高いオリジナル性を保つ「1972年 日産スカイライン2000GT-Rハードトップ(KPGC10)」で、こちらのスタート額は2800万円とされた。
このほかアメリカを代表するスポーツカーの「1972年 シボレー・コルベット・スティングレー(スタート額753万円)」。「1988年 シボレー・キャラウェイ・コルベット・ツインターボ・コンバーチブル(スタート額800万円)」の2台が用意されている。
8月2日から始まったオークションだが、オンラインの常で、開始から数日はなかなか入札が入らなかった。
しかしウォッチリスト登録は日を追うごとに増え、ちょうど折り返しを越えた8月5日の22時の段階で、日産スカイライン2000 GT-R(KPGC10)が692件でトップとなり、メルセデス・ベンツ190E 2.5-16エボリューションIIが662件で続く。
ここに、日産スカイライン2000 GT-R(PGC10)が607件、メルセデス・ベンツAMG E36Tが424件、ポルシェ911Sが359件で後を追う展開。
8月8日20時3分にオークションを終えてみれば、落札されたのは3台のみに留まった。結果を確認したおこう。