【大自然の中で対面】新型スバル・レガシィ・アウトバック体験 フォレスターと比較
公開 : 2021.09.02 11:00
新型スバル・レガシィ・アウトバックに大自然の中で対面。マイチェンを遂げたフォレスターとも比較しました。
待ち望んだ新型アウトバック対面
ついにこの日がやって来た。
新型レガシィ・アウトバックを屋外で実車確認し、詳細なスペック情報を踏まえてインテリアやエンジンルーム内をじっくり見ることができた。
今回、レガシィアウトバックは2014年の先代(5代目)モデル登場以来、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる6代目だ。
実は、アメリカでは2019年から北米モデル・アウトバックとしてすでに販売されており、日本のスバルユーザーからは「早く日本にも導入して欲しい」という声が全国各地のスバル販売店に寄せられてきた。
スバルとしては、グローバル市場におけるモデル導入時期について、各国や地域の社会情勢を踏まえたスバル独自のマーケティング戦略によって若干の差を持たせており、結果的に日本でのレガシィ・アウトバック導入は北米市場の2年遅れとなってしまった。
その日本市場では今年、スバルはまさに新車攻勢となっている。
まず、7月29日には2代目BRZを正式発表となり、先行予約販売がスタートした。
これにあわせて、兄弟車であるトヨタ86と共に、袖ケ浦フォレストレースウエイで報道陣向け試乗会が実施された。
さらに、8月19日にはフォレスターのビックマイナーチェンジを正式発表。
そして今度は、レガシィ・アウトバックだ……。
スバル里山スタジオで実車を体験
8月5日に、スバルのホームページ内に新型レガシィ・アウトバックのティザーサイトが公開された。
当初は、今秋登場と表現してきたが、その後には「2021.9.2いよいよ日本初公開」という表記に変わった。
これに先立ち、スバルが実施した新型レガシィ・アウトバックの事前撮影会が8月16日に正式オープンした「スバル里山スタジオ」(千葉県鴨川市)で実施されたのだ。
スバル里山スタジオは、スバル本社広報部が報道陣に対して「スバルが目指す商品性の本質を実体験しながら定常的に取材して頂き、そこで感じたことをユーザーに素直に伝えて欲しい」という思いから開設した施設だ。
鴨川市が2015年まで運営していた旧「嶺岡(みねおか)キャンプ場」跡地を、地元の細野地区の住民たちと共同で整備した。
筆者は7月末にも、ビックマイナーチェンジチェンジしたフォレスターのスバル里山スタジオで実車確認したばかりだ。
今回もフォレスターの時と同じく、筆者が個人的に所有するogawa「カーサイドリビングDX-II」や、JVC KENWOODのポータブル電源とソーラーパネルなども持ち込み、房総半島の大自然の中で新型レガシィアウトバックでのデイキャンプを想定するなど、ユーザー目線での実車確認をじっくりおこなった。