【息を呑む美しさ】幻想的なロールス・ロイス・ファントム 日本で1台の限定車
公開 : 2021.08.31 19:45
宇宙をテーマにしたロールス・ロイス・ファントムの特別限定車が、日本に1台納車されました。車内のようすを御覧ください。
テンパス・コレクションとは
ロールス・ロイスによる世界限定20台の特別限定車、日本では1台のみとなる「ファントム・テンパス・コレクション」の納車式が開催された。
神秘的な天体現象、時の流れ、宇宙の無限の広がりに着想を得たビスポーク・モデルとなっている。
ボディカラーは、新色「クリスタル・オーバー・アークティック・ホワイト」で、幻想的な宇宙を表現。
ボディ先端のスピリット・オブ・エクスタシーの台座には、オーナーにとって特別な日付け・場所が刻まれている。
こうした宇宙をイメージしたテーマは、車内にも採り入れられた。
ドアが開くと、星の渦巻き模様が描かれた内張りがわれわれを迎える。何百ものイルミネーションが、パーフォレーション(ミシン目)によって流れるように配されており、その深みのあるディテールはじつに独特だ。
オーナーがひと時を過ごすリアシートは、天井のヘッドライナーに驚く仕掛けが施されている。
天体パルサーから規則正しく発生する、正確な時を刻むパルス状の可視光線・電波の光を、光ファイバーと特殊刺繍で表現したのだ。
職人が研磨したアートワーク
シャンパン・チェストには、パルサーのアートワークを手描きで描いたアクセサリーが輝く。その下には冷蔵室やキャビアスプーンなどが収められている。
また、フェイシアのアートワークは、アルミニウムの1枚板から削り出したもの。職人が研磨した100本の支柱が神々しく美しい。静止オブジェクトにもかかわらず、目で追うと、まるで美しい波紋を描きながら動いているようだ。
なお、グローブボックスには、アインシュタインが残した言葉が刻まれているという。
納車式が行われたコーンズコレクション梅田ギャラリーでは、ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪の多木 迪喬セールスマネージャーが、次のようにコメントを発表している。
「当該オーナー様には長きにわたり数々の歴代ロールス・ロイスにお乗りいただいており、今回、世界でも稀少かつ国内では唯一無二の限定モデルをお届けすることができ大変光栄です」
「なかでもテンパス・コレクションだけに施された天体を表すパルサーヘッドライナーや、星の渦巻く姿が描かれたイルミネーションドアなどの美しい特別装備を非常にお気に召していただいています」
「ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪ならびにコーンズ コレクション梅田ギャラリーでは、今後もお客様の大切な時間に寄り添い、ロールス・ロイスにおける最新の情報発信に努めてまいります」