【減産のなかで】8月に売れた登録車/軽ランキング トヨタ強し
公開 : 2021.09.07 06:45
8月の販売台数、モデル名別ランキングをレポートします。工場の稼働が不安定な昨今。それでもトヨタ車が、上位をしっかりキープしました。
登録車3位に、新型アクア
2021年8月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。
登録車に関しては、定番モデルや新型車に人気が集中する。首位に立ったのはSUVモデルのヤリス・クロスの販売が好調なトヨタ・ヤリスで、前年同月比55.8%増(1万8476台)を達成して14か月連続でのトップにつく。
続く第2位には、昨年9月に商品改良を図るとともに兄弟車のタンクと統合して同84.2%増(1万347台)を成し遂げたトヨタ・ルーミーが、前月と同位で位置。
第3位には、7月に全面改良を実施したトヨタ・アクアが、同147.6%増(9442台)を記録し、2つ順位を上げて入った。
続いて第4位には、4月に仕様変更して2WD車が2030年度燃費基準を達成した日産ノートが同55.7%増(7157台)を販売してランクイン。
そして、第5位には同18.8%減ながら7108台を売り上げたトヨタ・カローラが位置する。
一方、4月に新型に切り替わったホンダ・ヴェゼルは減産の影響を受けたものの、同167.7%増(4404台)を記録して第10位に食い込んだ。
1位:トヨタ・ヤリス(1万8476台)
2位:トヨタ・ルーミー(1万347台)
3位:トヨタ・アクア(9442台)
4位:日産ノート(7157台)
5位:トヨタ・カローラ(7108台)
6位:トヨタ・アルファード(6483台)
7位:トヨタ・ライズ(5920台)
8位:ホンダ・フリード(5200台)
9位:トヨタ・ハリアー(4987台)
10位:ホンダ・ヴェゼル(4404台)
トップ10以降のニューモデルの動向を見ていこう。
ランクル、改良リーフは?
第20位に入ったのは、6月に商品改良を実施するとともに特別仕様車の「サンリット・シトラス」を設定したマツダ2で、前年同月比29.8%増(2567台)を達成。
8月2日に300の型式を付けたステーションワゴン型の新型を発売したトヨタ・ランドクルーザーは、同112.4%増(2562台)を売り上げて第21位に。
タイ工場での生産および日本への輸入を強化する日産キックスは、同82.7%増(2152台)を登録して第23位にランクイン。
また、昨年10月にフルモデルチェンジしたスバル・レヴォーグは、同391.9%増(1825台)を成し遂げて第25位に。昨年11月にマイナーチェンジを図ったホンダ・オデッセイは同186.3%増(1635台)を記録して第26位に。
8月よりパジェロ製造から三菱自の岡崎工場に生産を移管した三菱デリカD:5は、同129.9%増(1437台)を販売して第28位に。4月に一部仕様向上を発表して今夏より発売を開始した日産リーフは、同119.5%増(1282台)を達成して第30位に入った。
軽自動車については、2か月ぶりに定番のスーパーハイトワゴンがトップ3を占めた。