新型アウディRS3、日本で発表 4年ぶりフル刷新 ドリフト・モード採用 799万円〜
公開 : 2021.11.27 17:30
新型アウディRS3スポーツバック/セダンがフルモデルチェンジし日本で発表されました。詳細をお伝えします。
もくじ
ー4年ぶりにフルモデルチェンジ
ー400ps/51.0kg-m 0-100=3.8秒
ー「ドリフト・モード」のしくみ
ー新型アウディRS3の外観
ー新型アウディRS3の内装
ー1stエディションは907万円(税込)
4年ぶりにフルモデルチェンジ
アウディ・ジャパンは、アウディRS3スポーツバックおよびアウディRS3セダンを発表。
2022年4月下旬より、全国のアウディ正規ディーラー(125店舗/現時点)を通じて発売する。
いずれもアウディA3スポーツバック(5ドア・ハッチバック)/A3セダンをベースとする。
新型アウディRS3スポーツバックは第3世代、アウディRS3セダンは第2世代目にあたる。
4年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
アウディRS3スポーツバックは799万円(税込)、RS3セダンは818万円(税込)。右ハンドルのみ。
400ps/51.0kg-m 0-100=3.8秒
新型アウディRS3が搭載する2.5L直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジン(オールアルミ製)は、最高出力400ps、最大トルクは先代比で2.0kg-mアップの51.0kg-mを発揮。これに7速Sトロニックトランスミッションとクワトロ(4WD)システムを組み合わせる。
0-100km/hの加速タイムは3.8秒。車両開発のメイン舞台となったニュルブルクリンク北コースのラップレコードは、コンパクトクラス最速の7分40秒748を記録している。(2021年9月11日現在)
なお9年連続「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」部門賞を受賞している。
「ドリフト・モード」のしくみ
クワトロ(4WD)システムは、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを採用し、前後アクスルにトルクを可変配分する。
今回のフルモデルチェンジで、アウディとして初めて、クワトロシステムにRSトルク・スプリッターを採用。
リアアクスルに組み合わされるこの新しいテクノロジーは、左右のリアホイール間で駆動トルクを完全に可変配分する。
各ドライブシャフトは電子制御式の湿式多板クラッチを備えており、走行状態に応じてシステムはコーナー外側の後輪のトルクを増加。
これにより、コーナリング中はリアの外輪により多くのトルクを配分することでアンダーステアを解消。
一方、直進時にはリアの左右ホイールに均等にトルクを配分。さらに巡航する場面では、リアの2つのクラッチを開放することでフロントアクスルのみにトルクを伝え、燃料消費を低減させるという。
アウディドライブセレクトには、従来のコンフォート/オート/ダイナミック/インディビジュアル/エフィシェンシーの各モードが備わる。
これに加えて、RSトルク・スプリッターの採用により、リアアクスルに配分されるトルクをリア外輪に100%配分して、ドリフトを容易にする「RSトルクリア」と、セミスリックタイヤに対応しサーキット走行に適した「RSパフォーマンス」が追加されている。
このモードでは、トルク・スプリッターがアンダーステアおよびオーバーステアを最小限に抑制する特性となる。