ヴォグゾール/オペル 新型アストラ・スポーツツアラー発表 実用性高めたPHEVワゴン
公開 : 2021.12.05 18:25
ヴォグゾール/オペルは新型アストラのワゴンモデルを発表。最新デザインとPHEVが採用されています。
最高出力224psのPHEVも設定
ヴォグゾール/オペルは、新型アストラのワゴンモデル、アストラ・スポーツツアラーを発表した。ハッチバックモデルと同様、電動パワートレインと新時代のデザインを採用している。
アストラ・スポーツツアラーには、プラグイン・ハイブリッド、ガソリン、ディーゼルの3種類のパワートレインが用意される。プラグイン・ハイブリッド車は224ps、ガソリン車とディーゼル車は109psから130psの出力を発揮する。
モッカやクロスランドなどの最新モデルに見られるように、フロントエンドに「ヴィゾール」と「ピュアパネル」という新デザインを採用。先代モデルとは一線を画している。
標準装備として、LEDヘッドライト、フロントカメラ、運転支援システムが用意されている。室内には、人間工学に基づいてデザインされたシート、10.0インチのデジタル・インストゥルメント・クラスター、10.0インチのデジタル・タッチスクリーン、クライメート・コントロール、アップル・カープレイとアンドロイド・オートの接続機能などが装備される。
トランクの使い勝手を向上
サイズは、全長4.6m、全幅1.8m、全高1.4m。トランク容量は、非電動モデルで608L(リアシートを倒した状態で1636L、プラグイン・ハイブリッド車では548L(リアシートを倒した状態で1574L)となっている。トランクフロアの高さは60cm。
ガソリン車とディーゼル車には、可動式トランクフロアの「インテリ・スペース」をオプションで設定。床下に収納できる開閉式のトランク収納カバーも付属している。
インテリ・スペースでは、救急箱やパンク修理キットの収納スペースも改善されており、トランクや後部座席から目立たないよう収納できる仕組みになっている。ヴォグゾールは、これにより、キットを取り出すためにトランクを完全に開ける必要がなくなるとしている。
アストラ・スポーツツアラーは、来年初頭に欧州で受注を開始し、2022年夏の納車を予定している。価格は受注開始時に発表されるが、ハッチバックの2万3275ポンド(約350万円)よりも若干高くなる見込みだ。