ポルシェ 初代カイエンのラリー風カスタム公開 過去モデル向けアフターパーツを披露
公開 : 2021.12.10 06:05 更新 : 2022.11.01 08:52
ポルシェは、クラシックモデル向けのカスタムパーツの紹介として初代カイエンのラリー風車両を公開しました。
ワイルド仕様の初代カイエン
ポルシェは、初代カイエンのラリー風カスタムを公開した。古いポルシェモデル向けのアフターパーツの紹介が目的だ。
今回は、2台のカイエンがポルシェ・クラシック部門によってカスタムされ、スキッドプレート、オフロードタイヤ、ラリースタイルのホイールとスポットライト、そしてレトロな雰囲気のデカールを装着。ブラックの車両には、折りたたみ式のルーフテントも装備されている。
ホイール、マッドフラップ、ルーフバスケットは、現時点ではまだ販売されていないが、ポルシェによれば「検討中」とのことだ。
カイエンは、高度なセンター・ディファレンシャルロックを備えた全輪駆動システムを採用しており、ポルシェによれば、このシステムによって「卓越したオフロード特性」が得られているという。今回のカスタムは、カイエンの4×4性能をアピールすることに焦点を当てている。
オーナー向けアフターパーツが続々
ポルシェは、このカスタム車両を特定のイベントに出展し、「顧客やファンからのフィードバックを得て、パーツの開発や復刻を決定する際に考慮する」としている。
また、昨年ニュルブルクリンクで市販車のラップレコードを樹立したポルシェ911 GT2 RS用のマンタイ・レーシングのアップグレードキットを、ポルシェ・クラシック部門から直接注文できるようになることも発表された。
このキットは、強化エアロパーツ、コイルオーバー・サスペンション、特別なブレーキコンポーネント、マグネシウムホイールを備えている。また、レーシング・ブレーキパッドや3Dプリントされたバケットシートなども今後展開する予定。
さらに、996世代の911と959用のパフォーマンス・シャシーパーツの開発が進められているほか、人気の高い車載システム「PCCMプラス」の新バージョンが、2005年から2008年のケイマン、ボクスター、911、そして初代カイエン用に開発されているという。