トップシークレット・スーパーGT-R 落札ならず 東京オートサロン出展車×ヤフオク

公開 : 2022.01.23 20:21  更新 : 2022.01.23 20:53

東京オートサロン2022出展車8台がヤフオクに出品。トップシークレット・スーパーGT-Rの結果を紹介します。

トップシークレット・スーパーGT-Rの概要

自動車イベント東京オートサロン2022」と「コレクションカーオークション」のコラボレーションにより、リアルでのイベントとオンライン入札を融合したオークションが開催された。

「コレクションカーオークション」は、希少価値の高いクルマに特化したオークションハウスのBHオークションと、ネットオークションの「ヤフオク!」が協力して昨年6月から開かれている。

トップシークレット・スーパーGT-R
トップシークレット・スーパーGT-R

2022年1月23日に判明したオークションの結果を紹介。

トップシークレット・スーパーGT-R

スタート価格:1283万6364円(税込1412万円)
最終結果:落札ならず
入札数:0
オドメーター:4200km

トップシークレット・スーパーGT-Rの詳細

トップシークレット・スーパーGT-Rは世界的なチューナーとして名高い永田和彦氏の老舗ショップ「トップシークレット」が放つ、そのまま街を走れる「大人」なコンプリートカー。

このモデルでまず目を引くのが、GT-Rの迫力を強調し、より洗練した圧巻のエクステリア。

トップシークレット・スーパーGT-R
トップシークレット・スーパーGT-R

ダクトを備えたフロントフェンダーは片側20mmワイド化。純正のリアタイヤ(サイズ11J+30)がフロントにも収まるようになっている。

フェンダーを繋ぐエッジのたったサイドステップはカーボンが用いられ、マッスルなフェンダーにメリハリを与えている。

一方で、フロントバンパーは純正バンパーと同格のサイズのモノが装着され、猛々しさの中に大人の余裕を内包し、普段使いも容易なデザインへと進化している。

また存在感たっぷりのリアウィングにもこだわりが詰まる。

「車検対応範囲内でどこまでダウンフォースを稼ぐことができるのか? 」という永遠のテーマに今一度挑戦し、機能性、ルックスともにこの車両の魅力を底上げしている。

ヘッドライト、テールランプもLEDに交換され、夜間の視認性も向上している。

そして極め付けは外装色。

ホワイトから100台限定モデル「Tスペック」にも起用された「ミレニアムジェイド」に塗り替えられ、ホイールもそれにあわせて「OZ 35 GT-R SF トップシークレット」へと変更。

メカニカルな部分に関してはブーストアップに、2021年ベースの最新データにコンピューターを書き換え、足まわりに手が加えられたライトチューンにとどめている。

これはGT-R純正の耐久力と乗りやすさを重視し、「走り」と「普段使い」両方で高いパフォーマンスを発揮できることを意識しての仕様という。

しかし最大出力600ps近いパワーを発揮する有り余る馬力は、最高速チューナー永田氏のアイデンティティを鮮明に感じることができる。

内装もさりげないカスタムで、機能性と高級感を演出。ダッシュボードにはカーボンをあしらい、シートにはブリット製のセミバケットシートを備え、ハイスペックスポーティらしい威厳を放つ1台。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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