タイサン・スターカードF40 落札ならず 2億円で出品 東京オートサロン出展車×ヤフオク
公開 : 2022.01.23 20:42 更新 : 2022.01.23 20:54
東京オートサロン2022出展車8台がヤフオクに出品。タイサン・スターカードF40の結果を紹介します。
タイサン・スターカードF40の概要
自動車イベント「東京オートサロン2022」と「コレクションカーオークション」のコラボレーションにより、リアルでのイベントとオンライン入札を融合したオークションが開催された。
「コレクションカーオークション」は、希少価値の高いクルマに特化したオークションハウスのBHオークションと、ネットオークションの「ヤフオク!」が協力して昨年6月から開かれている。
2022年1月23日に判明したオークションの結果を紹介。
タイサン・スターカードF40
スタート価格:1億8181万8182円(税込2億円)
最終結果:落札ならず
入札数:0
オドメーター:1万3878km
タイサン・スターカードF40の詳細
全日本GT選手権が開幕した1994年、イタリアGT選手権に刺激を受け、チーム・タイサンは誰もが予想していなかったフェラーリF40で参戦した。
チーム・タイサンの千葉代表はまずロードカーのF40を購入。
当然ながら、まったくのノーマルスペックだったが、各部を強化しながらレースを戦い抜き、イタリアGT選手権のチャンピオンドライバーであり、元1ドライバーのオスカー・ララウリ氏を招聘。
第5戦の美祢では太田哲也氏とのコンビで見事総合優勝を飾った。
ラウンドを重ねるごとに、トラブルシューティングしながら、F40は進化。
JGTC仕様といっても、478psを誇るF120A型V型気筒ユニットはチューニングせず、レスポンスアップを狙ってワンオフメイドのストレートパイプを装着(現在はサイレンサー付き)。
エアロダイナミクスとシャシー関係の改良に着手し、フロントカウルは左右それぞれ5mmずつワイド化したオリジナルのF40LM仕様へと変更。
リアウイングもまたオリジナルで可変式に変更。
足まわりはF40LM用のピロボールを採用したのに加え、OZレーシングの軽量マグネシウムホイールをセットし、バネ下重量の軽減を図った。
もともと装備しているロールバーはフロント部分だけ追加補強しており、実戦で各部がモディファイされていった。
現在は、当時のJGTC仕様を極限まで維持しつつ公道走行が可能になるようモディファイされている。