レクサスの最高峰 LFA後継は2030年までに登場 電動スーパーカー、新画像公開

公開 : 2022.02.14 20:05

レクサスは、現在開発中の電動スーパーカーの新たな画像を公開。LFAの後継となるフラッグシップモデルです。

メガパワーのEVフラッグシップ 「秘伝のタレ」搭載

レクサスは、LFAの精神的後継モデルとなる電動スーパーカーを、2030年までの発売を目指し開発中だ。その新型車の画像が新たに公開されている。

この新型車は、トヨタとレクサスが昨年発表したEVコンセプトカー15台のうちの1台である。レクサスは、2030年までにすべてのセグメントでEVを展開し、中国、欧州、北米ではEVのみを販売、2035年にはICE車の販売を完全に終了する予定である。

レクサスの次期電動スーパーカー
レクサスの次期電動スーパーカー    レクサス

コンセプトは「LFAの開発で培った走りの味、つまり『秘伝のタレ』を受け継いだバッテリーEVスポーツカー」とされている。新型車の開発で得た経験は他のEVにも活かされ、レクサスブランドのダイナミックな走りを強調するための一翼を担う。

レクサスのチーフ・ブランディング・オフィサーである佐藤恒治氏は、「バッテリーEVであっても、走りの味を追求していく姿勢は変わりません。その終わりのない追求は、今後スポーツ・バッテリーEVの開発を通じて、次のステージに向かっていきます」と述べている。

レクサスは、0-100km/h加速のタイムを「2秒台前半」、航続距離を「700km以上」にすることを目標としている。また、全固体電池を早期に導入する可能性がある。

デザインは現在販売されているレクサスのどのモデルとも似ておらず、EVでありながら長いボンネットを特徴とし、キャビンとリアの間に特徴的なシルエットを持っている。また、空力に特化しているであろうパーツの数々、エアインテーク、ロープロファイルタイヤが装着されており、サーキットでの使用を想定していることが伺える。

レクサスはまた、新型EVの「RZ」の発表を今春に控えている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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