BMW i4日本発売 走行可能距離590kmのEVモデル 詳細/価格は?
公開 : 2022.02.18 06:45
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、電気自動車「i4」を発売しました。納車は2022年3月以降を予定しています。
4シリーズGCにEVモデル
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、ミドルクラスの4ドアクーペモデル「4シリーズ・グランクーペ」のラインナップに、電気自動車「i4」を追加し、全国のBMW正規ディーラーにて、2022年2月16日より販売を開始した。納車は2022年3月以降を予定している。
BMW i4は、スポーティでエレガントなデザインとダイナミックな運動性能を持つ4シリーズ・グランクーペをベースに、4ドアモデルの優れた機能性を高次元で融合した革新的な商品コンセプトを持つ、プレミアムミドルクラスの4ドアクーペモデル。
今回、ラインナップに加わる i4は1回の充電で長距離走行を可能とした電気自動車であり、フル充電にて590kmの走行が可能(ヨーロッパ仕様値)。
安全機能・運転支援システムにおいても、BMW i4は、最新世代となっている。
他のミドルクラス以上のBMWモデル同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。
コネクティビティにおいても、「OK、BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定などが可能。
アップル・カープレイへの対応、BMWコネクテッドドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、大きな利便性がある。
また、車両のキーを持たずとも、スマートフォンをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能という。
気になるパワートレインは?
BMW i4 eドライブ40は、最高出力340ps、最大トルク43.8kg-mを発揮する電気モーターをリアに搭載し、後輪を駆動する。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWh であり、一充電での走行可能距離は590km。
BMW i4 M50は、前輪を駆動する1つの電気モーターと後輪を駆動する1つの電気モーターを持つ、四輪駆動モデル。
前輪を最高出力258ps、最大トルク43.8kg-mを発揮する電気モーターと、後輪を最高出力313ps、、最大トルク37.2kg-mを発揮する電気モーターを持ち、システムトータルでの最高出力は544ps、最大トルクは81.1kg-m。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWhであり、一充電での走行可能距離は510km。
BMW i4は、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応している。普通充電においては、自宅で6.4kWのBMWウォール・ボックス(200V/32A)の利用により、一晩(約15時間)で、充電開始時0%の状態から100%まで充電することが可能。
急速充電(CHAdeMO)においては、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約40分で、充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了する。
また、わずか10分の急速充電で、最大約90km(BMW i4 eドライブ40)、約75km(BMW i4 M50)程度の航続可能距離を伸ばすことが可能。
「i4」モデルの価格(消費税込)は、750万円~1080万円。