マセラティ・グレカーレ 新型SUV登場 日本価格は800万円代後半~ 2023年上旬納車へ
公開 : 2022.03.23 14:00 更新 : 2022.03.25 18:28
マセラティは同社の2車種目のSUVとなる「グレカーレ」を発表。日本価格やデリバリー時期も明らかになりました。
レヴァンテより一回り小さいグレカーレ
2021年3月22日(現地時間)マセラティは、新型SUV「マセラティ・グレカーレ」を発表した。
マセラティはグレカーレについて「エレガンス、パフォーマンス、汎用性、革新性の4つバランスを取りながら、性能、快適性、安全性を同時に保証します」とコメントする。
生産はカッシーノ工場でおこなわれる。
グレカーレGTのボディサイズは、全長:4846mm、ホイールベース:2901mm、全高:1670mm、全幅:2163mm(ミラー含む)
参考までにマセラティ・レヴァンテのボディサイズは全長5000-5020mm、ホイールベース:3005mm、全高:1680-1700mm、全幅:1985mmとなる(日本仕様)
リアホイールトレッドは1948mm(トロフェオではさらに大きい)となる。
フロントは、低い位置に設置されたグリルが特徴。リアは、ジウジアーロ3200GTから着想を得たブーメラン型のテールライトおさまる。
EV、ハイブリッドもラインナップ
マセラティ・グレカーレのパワートレインは、従来の内燃機関、ハイブリッド、そして1年後にはマセラティ史上初の100%電動化SUVもくわわる。
発表時には、まず3つのバージョンを展開する。
300psの4気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「GT」、330psの4気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「モデナ」、MC20に搭載されたマセラティ独自のネットゥーノ・エンジンをベースにした530psの高性能3.0LガソリンV6を搭載したパワフルな「トロフェオ」だ。
400Vの100%電気自動車は「フォルゴーレ」を名乗る。
トロフェオの0-100km/h加速は3.8秒(欧州仕様)、最高速度は285km/h(欧州仕様)となる。
インテリアにはマセラティ伝統の時計も
キャビン内では、マセラティ伝統の時計盤が目を引く。デジタル化されており「音声コントロールにより、車載コンシェルジュにも変身します」という。
マセラティ史上最大の12.3インチ・センター・スクリーン、その他のコントロール用の8.8インチディスプレイのほか、リアシート専用の3番目のディスプレイもそなわる。
マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)マルチメディア・システム、最新鋭のインフォテインメント、マセラティ・コネクトで管理される。
ソナス・ファベールの音響システムは、プレミアム・レベルでは標準で14スピーカー、ハイ・プレミアム・レベルでは必要に応じて21スピーカーが搭載される。
100%マセラティの新システム、ヴィークル・ダイナミック・コントロールモジュール(VDCM)と呼ばれるドライビング・モード・システムはマセラティが100%開発している。
コンフォート/GT/スポーツ/コルサ(トロフェオのみ)/オフロードの各ドライブ・モードに切り替えられるという。