デウス 新型電動ハイパーカー「ヴァイアン」一部公開 4月13日発表予定 

公開 : 2022.03.25 19:45

オーストリアの新興メーカー、デウスは新型電動ハイパーカーをニューヨーク・モーターショーで公開します。

イタルデザインやウィリアムズと共同開発

オーストリアの新しい自動車メーカーが、ニューヨーク・モーターショーでデビューする「超限定的」で「高性能」な電動ハイパーカーの名称と予告画像を公開した。

ウィーンに本社を置くデウス・オートモビルズ(Deus Automobiles)は、4月13日に新型車「ヴァイアン(Vayanne)」を初公開する。

デウス・ヴァイアンの予告画像
デウス・ヴァイアンの予告画像    デウス

イタルデザインとウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)と共同開発されたヴァイアンは、「対称性と無限性」からインスピレーションを得たデザインを特徴とするという。

デウスは、「競争が激化するハイパーカー市場で抜きん出る」ことを目指し、「高級感のあるパフォーマンスとエクスクルーシブという点で革新的なコンセプト」になるとしている。

ヴァイアンのパワートレインについては明かされていないが、フロントやリアエンドの画像が公開されている。デウスによると、イタルデザインが「戦略的・技術的支援」を、WAEが先進技術と電動化技術を提供したという。

昨年、イタルデザインとWAEは、企業に対してターンキー(すぐに稼働可能な状態の製品)の高性能EVパッケージの販売を開始した。両社は、リサイクル複合材料とアルミニウムを使用して作成されたプラットフォームは、クロスオーバー、セダン、グランドツアラーに適していると述べている。

WAEの事業開発責任者であるディル・アーダッシュは、このプラットフォームにより「ダイナミクスと質量の点でクラストップ」のクルマを開発できると示唆した。

2~4基の電気モーターを搭載でき、最大160kWhのバッテリーに対応。航続距離も最大1000kmを実現できるという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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