GMとホンダ、 量販価格帯グローバルEVシリーズの共同開発に合意

公開 : 2022.04.08 07:45

GMとホンダは、GMの次世代アルティウムバッテリーを搭載したEVシリーズを共同開発することに合意しました。

量販価格帯EVの共同開発に合意

ゼネラルモーターズ(GM)とホンダは、GMの次世代アルティウムバッテリーを搭載した新たなグローバルアーキテクチャーをベースとする電気自動車(EV)シリーズを共同開発する計画を発表した。

GMとホンダは、技術力や設計力、ソーシング戦略を活用するとともに、品質と高い生産性にさらなる価格受容性を実現するよう、両社で設備の共通化などを目指す。2027年以降、数百万台規模でのEV生産を可能にするという。

新たなEVシリーズのマーケットには、コンパクトSUVを含むと発表された(画像は北米仕様のHR-V)
新たなEVシリーズのマーケットには、コンパクトSUVを含むと発表された(画像は北米仕様のHR-V)    ホンダ

新たなEVシリーズのマーケットには、現在グローバルで最大の自動車セグメントであるコンパクトSUVを含むと発表された。

また両社は、電動化コストの更なる低減、EVの性能やサステナビリティの向上を目指し、将来のEV向けバッテリー技術の領域における協業についても検討するという。

GMは、すでにリチウム金属電池やシリコン電池、全固体電池などの新技術や、それらの早期導入を可能にする生産方法などの研究開発を加速している。

一方ホンダも、今後のEVのコア要素になると考える独自の全固体電池技術の研究開発を進展させており、すでに日本国内の実証設備にて生産技術の検証などをおこなうほか、量産化に向けた取り組みを積極的に進めている。

GMとホンダは、長年にわたり緊密な協業関係を築いており、今後も継続的な協業関係を構築するという。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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