トヨタ 電動SUV「bZ4X」北米で今春発売 EVの未来示す
公開 : 2022.04.13 00:36 更新 : 2022.04.15 07:31
北米トヨタは電動SUVのbZ4Xを今春に発売します。FFとAWDが用意され、多数の先進装備が魅力です。
もくじ
ートヨタ初のバッテリー式電動SUV
ーRAV4より一回り大きいボディサイズ
ーダイナミックで未来的な美しさ
ーゆとりのある室内空間
ー先進のコネクテッド装備も多数
ースムーズで楽しい走りを実現
ーEVの利便性も確保
ー最新の運転支援システム搭載
トヨタ初のバッテリー式電動SUV
北米トヨタは新型電動SUVのbZ4Xを今春に発売する。バッテリーEVセグメントに新たな足跡を残すべく、大胆でモダンなスタイリングと先進技術を高性能プラットフォームに融合させたモデルだ。
EPA方式による航続距離は最大400kmとなり、希望小売価格は4万2000ドル(526万円)とのことだ。平均的な新車と比較し、5年間における燃料費を最大5000ドル(63万円)削減することができるという。
トヨタはbZシリーズをグローバルに展開することを予定しており、bZ4Xはその第一弾となる。
ビヨンド・ゼロを意味するbZは、人間中心主義に基づいて開発され、単なる移動手段ではなくユーザーにとって革新的な空間を提供することを目的としているとのことだ。
トヨタは2025年までに全世界で70車種の電動モデルを発売する予定だ。そのうちこのbZブランドの名称を冠するモデル7台を含め、計15台のBEV専用車を投入する。
このポートフォリオは2050年までにカーボンニュートラルを達成するというトヨタの目標にむけたものだ。トヨタは今後9年間で700億ドル(8兆7000億円)の投資を通じ、2030年までに全世界で250万大のBEV発売を目標としている。
RAV4より一回り大きいボディサイズ
新型bZ4Xでは、SUVらしい親しみやすさを残しながら、ユニークで未来的なデザインを与えているという。
都会で際立つオリジナリティと、アウトドアに挑むSUVらしい力強さを兼ね備え、多面的なライフスタイルに対応している。
XLEとリミテッドの2グレードにFFとAWDの両方を設定し、優れた性能と多様性を確保している。
コンパクトSUVの中間に位置するサイズで、全長はRAV4よりも94mm長い4689mm、ホイールベースは160mm長い2850mmとなっている。
ダイナミックで未来的な美しさ
bZ4Xのスタイルはフロントからリアまで流れるようなキャラクターラインが特徴だ。
タイヤに向かって軸を低くし、ロングホイールベースらしいダイナミックなシルエットを目指したという。
正面から見たときにはコーナーに重点を置き、未来的な美しさを表現している。その結果空力的にも優れた外観となり、独特の表情をもたらしている。
リアはテールランプとバックドア、それにバンパーを台形に組み合わせた「インターロック」デザインにより、力強いスタンスを表現したとのことだ。