マクラーレン、フェラーリ、マセラティ 現代のスーパーカーがオートモビル・カウンシル2022に
公開 : 2022.04.16 21:05 更新 : 2022.04.16 21:22
スーパーカー・メーカー3社が「オートモビル・カウンシル2022」に出展。現行モデルが展示されていたので、ご紹介しましょう。
680psの最新マクラーレンはPHEV
千葉県・幕張メッセで17日 日曜まで開催されている「オートモビル・カウンシル2022」に、エキゾティックカー・ブランドが出展。
ここではマクラーレン、フェラーリ、マセラティのブースを紹介しよう。
マクラーレンは他のスーパースポーツカー・メーカー同様、認定中古車を展示する予定だったが、実際に展示されたのは2台の現行モデルだった。
まず1台は、マクラーレン初の量産ハイブリッドモデル「アルトゥーラ」だ。
585psと585Nmを発生する3.0LのV6ツインターボに、95ps/225Nmを発生するモーターを組み合わせ、システム全体で680ps/720Nmを発生。
最高速度は330km/h、0-100km/h加速は3.0秒と、720Sに遜色ないパフォーマンスを発揮する。
オープンエア 720Sスパイダー
もう1台は、720Sのオープンモデル「720Sスパイダー」。
マクラーレンの現行ラインナップはアルティメット/スーパー/GTというシリーズがあるが、720Sはスーパー・シリーズの中核的なモデルだ。
4.0LのV8ツインターボは車名のとおり720psと770Nmを発生し、最高速度は341km/h、0-100km/h加速は2.9秒というパフォーマンスを誇る。
展示車両はアズテック・ゴールドの車体色が鮮烈で、深いグレー(プラトー)のアルトゥーラと素晴らしいコントラストを成していた。
もちろん両車ともマクラーレン車のアイデンティティである、ディヘドラルドアを採用している。
認定中古車でフェラーリという選択
フェラーリのブースでは、認定中古車とニューモデルを1台ずつ展示。
認定中古車は、「フェラーリ・アプルーブド・プログラム」と呼ばれ、過去14年以内に新車登録がなされたフェラーリを求める人に最高の安全性を提供する。
今回展示された認定中古車は、2019年式の「488チャレンジ・エボ(写真奥)」。
メタリック・ブルーのボディにはイタリア国旗風のカラーリングやゼッケンなども描かれ、そのままサーキットを走るのが似合う出で立ちだ。車両価格は、3580万円(税込)と記されていた。
もう1台はニューモデルで、日本デビューしたばかりの「296 GTBアセットフィオラーノ・パッケージ」だ。
フェラーリとしては久々のV6エンジンに、ターボとモーターを組み合わせたハイブリッド車となっている。
参考出品ながら、車両価格は3710万円(税込・オプション除く)とされていた。