ブリヂストン・レグノ、どんなタイヤ? 3種類それぞれの違い 進化ポイントは
公開 : 2022.04.19 17:25
ブリヂストン・レグノには3種のモデルが存在します。クルマのボディタイプによって作り分けられています。
ブリヂストン「レグノ」とは?
高級セダンやSUV、スポーツカー、自動車に様々な分類があるように、これらに組み合わされるタイヤにも様々な個性、ブランドが存在している。
ブリヂストンがラインナップしている自動車用タイヤでいえば、レース・スポーツタイヤのポテンザ、SUV専用のアレンザといったブランドがそれにあたる。
その中でもフラッグシップと呼べるプレミアムタイヤがレグノだ。
1980年代初頭に誕生したブリヂストン・レグノは、誕生から40年以上が経った現在でも多くのファンから厚い信頼を寄せられているという。
プレミアムな自動車のポテンシャルを活かすためには、プレミアムなタイヤの存在が欠かせないともいえよう。
プレミアムタイヤに求められる条件は時代を経るごとに複雑になっている。20世紀であれば静粛性や快適性能、直進安定性、といったファクターが着目されていた。
ところが現在では前述の性能のみならず、低燃費や耐摩耗性能といった特性も求められているのである。
レグノとは果たしてどんなタイヤなのだろうか?
3つのレグノ、その核となるGR-XII
現在のレグノ・シリーズは対象車種が異なる3つのモデル・ラインナップが揃っている。
レグノGR-XII(ジーアール・クロスツー)はセダンやコンパクトカーをカバー。一方レグノGRVII(ジーアールブイ ツー)はミニバン/SUV専用、レグノGR-Leggera(ジーアール レジェーラ)は軽自動車専用である。
レグノGR-XIIは14インチから20インチまで全69サイズで幅広くラインナップが揃っている。
先代となるGR-XIと比べ、あらゆる性能が向上しているのだが、中でもスムーズなアスファルト路面における静粛性が17%低減しているというデータには驚かされる。(※詳しくはレグノ公式サイト参照)
現代はハイブリッド車が普及し、クルマ自体の静粛性が増している。このためタイヤのロードノイズ、パターンノイズが目立つ傾向にある。
GR-XIIの進化したサイレントテクノロジーは現代車の一歩先を行く静粛性で愛車の印象を高めてくれそうだ。
一方GR-XIIは低燃費や耐摩耗性能においても進化を果たしている。やはりGR-XIと比較してみると転がり抵抗が14%低減している。これと同時にタイヤ自体の寿命も6%向上しているのである。(※詳しくはレグノ公式サイト参照)
プレミアムカーのリプレイスはもちろん、あらゆる愛車のポテンシャルをワンランク上げるための手段としてもレグノGR-XIIをチョイスすることは有効な手段といえよう。