シボレー・コルベットに初のハイブリッド仕様 最短で来年導入見込み EVも登場か
公開 : 2022.04.27 06:45
シボレー・コルベットのハイブリッド仕様の導入が決定。V8とモーターを積んだ四輪駆動車となる見込みです。
史上初の電動化モデル「E-Ray」の登場か
シボレー・コルベットのハイブリッド仕様の導入が決定した。さらに、EV仕様も近く登場するという。
シボレーは、カモフラージュが施されたコルベットのプロトタイプを公開した。SNSへの投稿の中で、ハイブリッド仕様と思われる「電動コルベット」が「早ければ来年」発売されることを明らかにしている。
ティーザー映像では、前輪が後輪より先に動いているのが確認でき、全輪駆動であることが伺える。また、V8エンジンの音を流していることから、映像に写っているのはEVではなくハイブリッド仕様であることが示唆されている。
ゼネラルモーターズ(GM)のマーク・ロイス社長はSNSへのさらなる投稿で、2023年に初の電動コルベットが発売される予定であり、GMの新プラットフォーム「アルティウム」を採用していると述べている。
コルベットのハイブリッド仕様では、従来通りV8エンジンで後輪を駆動しながら、小型バッテリーと2基の電気モーターにより前輪も駆動することになりそうだ。
EV、ハイブリッドともに正式名称は未発表だが、シボレーは2015年に「コルベットE-Ray」という名前を商標登録しており、これが使用される可能性が高い。
現行モデルのコルベットは、歴代初のミドエンジンを採用し、先代から大きく前進した感があるが、現行世代ではさらなるステップアップが見られそうだ。