トヨタ新型「ノア」「ヴォクシー」がトップ10入り 4月の登録車販売

公開 : 2022.05.10 12:23

4月の新車販売の速報です。新型ノア、新型ヴォクシーが、登録車ランキングのトップ10入り。ミニバン勢が上位に上がってきました。

SUVブームでも、ミニバンは人気

連日のように自動車メーカーの生産調整が報道されるなか、2022年4月の新車販売台数が発表された。

注目はミニバン勢の動向。

トヨタの新型ヴォクシー
トヨタの新型ヴォクシー    前田惠介

新型トヨタ・ノア、新型トヨタ・ヴォクシーといったフルモデルチェンジ車が、登録車のトップ10入りを果たしている。

1月の発売以来、半導体不足などの影響でラインを度々停止しているが、ノアは5697台を、ヴォクシーは4707台を登録。

ノアは前年4月に比べて53.9%プラスの結果を残し、7位に入った。ヴォクシーは、前年同月比ではマイナスだが9位にランクインしている。

2022年4月 登録車の通称名別順位(自販連調べ)

1位 トヨタ・ルーミー:1万1108台
2位 トヨタ・ヤリス:1万45台
3位 トヨタ・カローラ:9906台
4位 日産ノート:8114台
5位 トヨタ・アルファード:6699台
6位 トヨタ・ライズ:6343台
7位 トヨタ・ノア:5697台
8位 ホンダフリード:5605台
9位 トヨタ・ヴォクシー:4707台
10位 トヨタ・ハリアー:4325台
11位 トヨタ・シエンタ:4165台
12位 ホンダ・フィット:3509台
13位 トヨタ・パッソ:3402台
14位 トヨタ・プリウス:3305台
15位 日産セレナ:3057台

同じくトヨタの上級ミニバン、アルファードはノア/ヴォクシーを上回る5位(6699台)。

そして、コンパクトなミニバン(トールワゴン)のトヨタ・ルーミーは1万1108台を販売し、首位に立った。

他にも、ホンダ・フリードが8位、トヨタ・シエンタが11位、モデルライフ終盤の日産セレナが15位と、上位をミニバン勢が占める。

5月26日には、ホンダ・ステップワゴンの新型が正式発表されるとあって、ミニバンの販売競争が今年後半の話題となりそうだ。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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