新型メルセデス・ベンツGLC レベル3自動運転機能搭載 6月1日発表予定
公開 : 2022.05.18 21:45
2代目となる新型メルセデス・ベンツGLCが6月に公開されます。デザインは踏襲しつつ、最新技術を投入します。
メルセデスの主力SUV、2代目へ
メルセデス・ベンツの2代目となる新型GLCが、6月1日に正式発表される。現在、リアエンドを写したティーザー画像が公開されている。
BMW X3やアウディQ5の対抗馬となるGLCは、2021年だけで27万台以上を販売し、メルセデスの世界的ベストセラー車となっている。その勢いを持続させるべく、全体的に細かい改良と微調整が施されている。
たとえば全長は60mm長い4718mmとなり、15mm長いホイールベースを採用することで、乗員の足元スペースと広いトランクスペースを確保する。
価格はまだ発表されていないが、現行モデルよりも高くなると予想される。
AMGモデルやPHEVも
発売当初は、マイルドハイブリッドの4気筒エンジンが設定される予定だ。ガソリンエンジンのGLC 200とGLC 300、そしてディーゼルエンジンのGLC 220dとGLC 300dがこれにあたる。また、新型の中で唯一6気筒エンジンを搭載するGLC 400dも計画されている。
エンジンの詳細はまだ明らかにされていないが、メルセデス・ベンツは後輪駆動と四輪駆動の両方を展開すると述べている。また、プラグインハイブリッドとしてGLC 300e、GLC 400e、およびGLC 300deも発売予定だ。
情報によると、メルセデスAMGによる高性能モデル(GLC 43とGLC 63の後継)が、2023年に発売される予定だという。強力な4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は500ps以上となる見込みだ。
GLCはCクラスと密接な関係にあり、同じMRA(モジュラー・リア・アーキテクチャー)プラットフォームを共有する。つまり、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクサスペンションが標準装備されるはずだ。オプションでエアサスも用意されるだろう。
また、レベル3の自動運転機能を持つ「ドライブパイロット」機能を搭載する。これは、最新のSクラスでデビューしたものと同様のシステムだ。