アルピナB3およびD3 S 新デザインに出力向上 最高速度300km/h超の改良新型、欧州発表

公開 : 2022.05.26 18:05

BMW 3シリーズの改良に合わせ、アルピナB3とD3 Sもフェイスリフト。外観と走りに磨きがかかっています。

エンジン出力向上 内外装もリフレッシュ

アルピナB3およびD3 Sの改良新型が欧州で発表された。ベースとなるBMW 3シリーズのフェイスリフトに合わせ、出力向上、エアロダイナミクスの改善、デザイン変更、新しい車載システムなどを実装している。

アルピナB3は、3.0L直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力は495psと、改良前と比べて32ps向上している。トルクも3kg-mアップの74kg-mとなった。

アルピナB3およびB3ツーリング
アルピナB3およびB3ツーリング    アルピナ

0-100km/h加速はB3セダンで3.6秒、ワゴンボディのB3ツーリングで3.7秒とされている。最高速度は305km/h。

一方、アルピナD3 Sは、3.0L直列6気筒ディーゼルエンジンに、48Vスタータージェネレーターによるマイルドハイブリッドを採用。改良によりスロットルレスポンスと効率を向上させたという。

従来より5ps高い360psと、546kg-mftのトルクを発生する。0-100km/h加速は、D3 Sセダンで4.6秒、D3 Sツーリングで4.8秒。最高速度は270km/hで、燃費は17.4km/lを達成している。

両モデルとも、フロントとリアにエアロダイナミクスを向上させるパーツが追加されるなど、さまざまなデザインの変更が行われている。インテリアでは、14.9インチの曲面ディスプレイに加え、デジタルドライバーズディスプレイとBMWの第8世代iドライブが搭載されている。

欧州では現在予約は始まっており、価格はB3が8万8600ユーロ(約1200万円)から、D3が7万7050ユーロ(約1040万円)からとなっている。納車は10月の開始予定。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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