ホンダ・フリード、5月の登録車販売で4位に モデルライフ後半のミニバン勢が上位争い
公開 : 2022.06.06 12:35 更新 : 2022.06.06 12:37
5月の新車販売台数が発表に。2015~2016年登場のミニバン勢が、登録車の上位争いを演じます。とくにホンダ・フリードは4位と好調です。
しぶとい! 2015~2016年登場のミニバンたち
2022年5月の新車販売台数が発表された。
登録車の1位は、トヨタ・ヤリス・シリーズで、1万2400台を登録。2位にはカローラ・シリーズ(9424台)が入った。
注目したいのは、3位以下のミニバン勢。
3位はトールワゴン(コンパクトなミニバン)のトヨタ・ルーミー(7704台)。
4位には、ミニバンのホンダ・フリード(6747台)が入る。
いずれも、現行型は2016年に発売。モデルライフ半ばのマイナーチェンジも終えている中で、ランキング上位を争う好調ぶりだ。
とりわけフリードは、ホンダの登録車ラインナップの中では、2021年度に1番売れており(7万3661台)、初代からの累計販売台数は100万台を突破。
今年に入っても、2月、3月、4月、5月と連続で前年比プラスを記録し続けている。
2022年5月 登録車の通称名別順位(自販連調べ)
1位 トヨタ・ヤリス:1万2400台
2位 トヨタ・カローラ:9424台
3位 トヨタ・ルーミー:7704台
4位 ホンダ・フリード:6747台
5位 日産ノート:6626台
6位 トヨタ・アルファード:5192台
7位 トヨタ・シエンタ:4262台
8位 トヨタ・ライズ:3652台
9位 トヨタ・アクア:3288台
10位 トヨタ・ハリアー:3188台
5位は、2020年末発売の日産ノート・シリーズ(6626台)。
6位のトヨタ・アルファード(5192台)、7位のトヨタ・シエンタはともに現行型が2015年の登場。どちらもモデルライフ終盤にかかっているが、トップ10争いをする常連で、ミニバンの根強い人気がうかがえる。
5月の登録車の新車販売台数は、前年同月比16.7%減(16万1354台)と9か月連続のマイナスだ。
減産の影響で、多くのブランドが前年同月比2ケタのマイナスに陥った。プラスを記録したのは、ホンダ(6.8%増)、三菱自(73.1%増)のみ。
5月27日には、新型ステップワゴンが発売されたので、6月以降もミニバンがホンダの登録車販売を引っ張っていきそうだ。