新型シビック・タイプRがニュル激走 ホンダ、新たなサーキット走行動画公開
公開 : 2022.06.16 18:48 更新 : 2022.06.16 18:55
ホンダは新型シビック・タイプRの動画を公開。ドイツのニュルブルクリンクで5月に行われたというテスト走行の様子が確認できます。
ニュルブルクリンクを駆け抜けるタイプR
ホンダは、5月にドイツのニュルブルクリンク・サーキットで行われた、新型シビック・タイプRのテスト走行の動画を公開した。
テスト走行は量産前の最終開発車両によるもので、東京オートサロン2022で公開された車両と同様のカモフラージュが施されている。
ホンダは、「シビック・タイプR史上、最もパワフルで最高のパフォーマンス」を持つとし、2022年夏に正式発表すると述べている。
数値スペックはまだ明らかになっていないが、外観は新型シビックのイメージを引き継ぎつつ、リアウィングなどのエアロパーツやレッドのブレンボ製ブレーキキャリパーなどが、アグレッシブな雰囲気を醸し出している。
車体後部にはセンター出しとなる3本のエグゾーストパイプが顔を覗かせる。
FF最速記録は更新できるか?
4月には、鈴鹿サーキット国際レーシングコースにおいて、FFモデルで最速(2022年4月現在)となる、2分23秒120(ホンダ測定値)のラップタイムを記録している。
従来の最速ラップタイムは、徹底した軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能を追求した、先代のシビック・ライプRリミテッド・エディションが記録したものだ。
そのタイムを更新したことについて、ホンダは「新型シビック・タイプRのサーキット性能がさらに向上していることを示しています」とコメントした。
今回のニュルブルクリンクの走行で、ラップタイムを更新したかどうかは明らかにされていない。現在、ニュルのFF最速記録は2019年のルノー・メガーヌR.S.トロフィーRの7分40秒1だ。