不正相次ぎ発覚 日野、商用車連合CJRTからの除名受けコメント トヨタ社長らから除名の提案
公開 : 2022.08.26 12:25 更新 : 2022.09.26 14:39
トヨタなどが出資するCJPTが日野を除名したことを受け、日野がコメントを発表しました。
CJRTからの除名受けコメント
トヨタなどが出資するコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ株式会社(CJPT)が、日野が起こした認証試験不正を踏まえ、CJPTから日野を除名したことを受け、日野がコメントを発表した。
CJPTは2021年4月の設立以降、CASEの普及を加速させることにより、カーボンニュートラル社会実現に貢献するとともに、ドライバーや作業者の負担を軽減するため、パートナーと現場での取組みを進めてきた。
日野の除名については、トヨタの豊田章男社長らから投げかけがあり、CJPT内での議論を経て決定。
このことを受け、日野は「当社として、今回の決定を大変重く受け止めています。当社はこれまで、社会課題の解決への貢献を掲げ、さまざまな取組みを進めてまいりました」
「しかし、エンジン認証において長期にわたる広範な不正を行ったという事実に鑑みると、そのスタート地点にさえ立てていなかったと言わざるを得ません」
「まずは、起こした不正の深刻さおよびその真因を正面から受け止め深く反省し、正すべきを正してまいります。そして、人流や物流を支えるという商用車メーカーの原点に立ち返り、社会から再び必要としていただける企業として生まれ変わるための変革に、強い覚悟を持って取り組んでまいります」とコメントした。