思わず目を引かれる自動車広告 36選 奇妙奇天烈なプロモーション画像集
公開 : 2022.09.03 18:05
自動車メーカーが用意するプロモーション用の画像には、思わず笑ってしまうようなヘンテコな作品もあります。古今東西、AUTOCAR編集部が二度見してしまったおかしな広告写真を紹介します。
もくじ
ー編集部が「二度見」した広告写真集
ーアンフィカー770
ーオースチン・マエストロ
ーオースチン・マエストロ
ーBMW 700
ーBMW 2002
ーBMWイセッタ
ーBMWイセッタ
ーシボレー・ロードスター・トラック
ーシボレー・ベルエア
ーシボレー・コルベア
ーシボレー・コルベット
ーシボレー・シェべット(1978年)
ーシトロエンGS
ーシトロエン・ディアーヌ
ーシトロエン・メハリ
ーフォード・アングリア
ーフォード・コンサル・クラシック
ーフォード・コルチナ・エステート
ーホンダ・シビック
ープリムス・ベルベディア(1967年)
ーラーダ1200
ーラーダの服
ーマツダ
ーモーリス・オックスフォード
ーオペル・マンタ
ープジョー205
ールノー・スポール・スパイダー
ールノー・シーニック・コンセプト
ールノー・トゥインゴ
ーシムカ・ヴデット
ースコダ1000MB
ートライアンフ・ヘラルド
ートライアンフ・スタッグ
ーボルボ・アマゾン
ーフォルクスワーゲン181
ーフォルクスワーゲン・ビートル
編集部が「二度見」した広告写真集
一般的なドライバーは普段、自動車メーカー公式のプロモーション画像を意識することはないだろう。しかし、筆者を含め、メディアに関わる人間はこれまでに何万枚もの画像を見てきた。
自動車雑誌を発行するような出版社では、社内にフォトグラファーのチームを抱え、レビュー記事向けの撮影を行っている。しかし、新型車の発表などのニュース記事では、自動車メーカーが用意した画像を使わせてもらうことが多い。
メーカーの広報部門がこしらえたプロモーション画像は、クルマの魅力がひしひしと伝わる素晴らしい作品がほとんどだが、中には例外もある。思わず笑ってしまうような写真が、真面目に撮影されていることがあるのだ。ここでは、AUTOCAR編集部がこれまでに見た最高の作品の数々を紹介したい。
アンフィカー770
アンフィカー770は、BMWのオーナーであるクヴァント家が1960年から1965年にかけてドイツで製造した水陸両用車だ。当時は「溺れることに革命を起こす」とも言われたそうだが、実際、微風程度でも風が吹いていたら水辺に近づきたくはないだろう。
しかし、この写真のように、静かな湖畔ではいい漁船になったかもしれない……。
オースチン・マエストロ
この写真には、3台の「マエストロ」が写っている。2台のオースチン・マエストロに、1人の指揮者。彼はナンバープレートを譜面台に置いて、指揮を執っている。何を奏でようとしているかは不明。
オースチン・マエストロ
1980年代のオースチン・ローバーの広報室は、想像力豊かな人たちばかりだった。この写真は、車内の広さをアピールしているようだ。でも、収まりきっていないように見えるのだが……。
BMW 700
モデル「広報担当者さん、新型700コンバーチブルの宣伝はどうすればいいですか?」
広報担当者「乗っている人が、重い荷物を積んだロバを率いて坂を上っている人たちに手を振ってもらうだけで結構です」
モデル「ぜひ、わたしにやらせてください」
BMW 2002
BMWは、ドイツ南部のバイエルン州の州都であるミュンヘンに本社を構えている。そして、これはミュンヘンの伝統的な衣装だ。というわけで、この画像には深い意味があると思われる。
BMWイセッタ
BMWは第二次世界大戦後、倒産間際の苦しい状況に追い込まれる。軍用機のエンジンはもはや需要がなく、ドイツでは誰も自動車を買うお金がなかったのだ。そこで、イタリアのイソ社からライセンスを受けて生産された超低価格のマイクロカー、イセッタを作ることになった。
しかし、結婚式の最中にイセッタの発表会を開くというのは、いかがなものだろう。