「パリの屋根」を意味する特別仕様車

ステランティス・ジャパンは、2022年9月7日、DSオートモビルのコンパクトSUV「DS 3クロスバック」に、「トワ・ド・パリ」の名を冠した特別仕様車「DS 3クロスバック・トワ・ド・パリBlueHDi」を追加導入し、全国のDSオートモビル正規ディーラーにて発売した。

「トワ・ド・パリ」は、「パリの屋根」を意味する。

小高い丘などからパリ市内を見渡すと、広い空とアパルトマンの特徴的なグレーの屋根色が日常の景色として溶け込む。

19世紀後半に実施されたパリの都市整備計画では、屋根の形態や外壁の石材に至るまで、こと細かく指定されていた。「パリの屋根」は美しい街並みを造り出すユニークなシンボルとして著名な芸術家たちにさまざまなインスピレーションを与えてきた。

特別仕様車「トワ・ド・パリ」は、そのアパルトマンの屋根に着想を得たもの。

最上級グレードである「オペラ」をベースに、専用のルーフカラーであるキャラットグレーを採用。

さらに専用の18インチホイール、フロントノーズとフロントドアの左右には専用のバッジを装着。

これらは、エッフェル塔やエコール・ミリテール、サクレ・クール寺院、モンパルナスタワーといったパリの有名なランドマークをモチーフにデザインしたもので、パリへの旅情をかき立てる。

パワートレインは、最高出力130ps、最大トルク30.6kg-mを発揮する1.5Lクリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」。8速オートマティックを組合せる。

燃費は21.0km/L（WLTCモード）を誇る。

価格（税込）は、クリスタルパールが515万6000円、ブランパールナクレが516万7000円。

画像　パリのものづくりの美学息づく【DS 3クロスバックを詳しく見る】　全90枚