あのカラーを再現 ランドローバー75周年記念 ディフェンダー90/110に特別仕様車登場
公開 : 2022.09.14 18:25
ランドローバーの設立75周年を記念し、ディフェンダーに特別仕様車「75thリミテッド・エディション」が設定されました。ブランド初期モデルの代名詞ともいえるグラスミアグリーンなど、ユニークな仕様となっています。
初期の象徴的なグラスミアグリーンを採用
英国を代表する自動車ブランド、ランドローバーは設立75周年を記念して、ディフェンダーの特別仕様車「75thリミテッド・エディション」を発表した。
1948年に発表されたランドローバー・シリーズI(今はなきローバー社が販売していた)から3/4世紀を経て、最新モデルのディフェンダーにユニークな塗装などを施した。価格は8万5995ポンド(約1400万円)からとなっている。
ボディスタイルは90と110の2種類で(8人乗りの大型モデル130は除外)、グラスミアグリーン(ランドローバー初期モデルの代名詞)の塗装と、ボディ同色の20インチアルミホイールが採用されている。
その他、ボディ全体に数種類の「75 Years」というグラフィックを施し、バンパーはセレスシルバーを採用するなど、ユニークな仕様となっている。インテリアでは、ダッシュボードのクロスビームもグラスミアグリーン仕上げとなった。
ランドローバーは、ディフェンダー75thリミテッド・エディションをコレクターズアイテムとして位置づけているが、生産台数に上限は設けていないという。
ライフサイクル・チーフ・エンジニアのスチュアート・フリスは、次のように述べている。
「この特別仕様車では、カラーやディテールなどで過去75年間のスピリットを表現し、革新的な新技術と比類のない全地形対応能力と融合させています」
パワートレインは、最高出力300psのD300ディーゼルエンジン(90と110)、および最高出力400psのP400eプラグインハイブリッド(110のみ)が用意されている。
標準装備として、3Dサラウンドカメラ、コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス、メリディアン製サウンドシステム、11.4インチのインフォテインメント・システムが搭載される。