新型BMW M2に「CS」導入か 軽量のサーキット特化型クーペ プロトタイプ発見
公開 : 2022.09.16 18:05
10月に発表される新型BMW M2に、ハードコアモデルが導入される可能性があります。ボディ一体型のリアウィングなどを備えたプロトタイプが、ドイツ・ミュンヘンのBMW本社で目撃されています。
新型M2クーペのハードコアモデル?
BMWは、新型M2クーペのハードコアモデルを開発しているようだ。欧州でアグレッシブな装備をまとったプロトタイプが目撃されている。
この新モデルは、CSまたはCSLの名称が付くと予想される。M2クーペ(G87)は来月発表される予定だが、その中でもサーキット走行に特化したバージョンとなる見込み。先代のトップモデル、M2 CSと同様の位置づけになるだろう。
BMWのミュンヘン本社で撮影されたこのプロトタイプは、スプリッター付きのアグレッシブなフロントエンドに加え、一体型のロールオーバーバーとリアスポイラーを備えていることが確認できる。
サーキット走行に特化したこのモデルには、現行M4と同等の480ps(標準のM2より30ps高い)を発揮するターボチャージャー付き6気筒エンジン「S58」のアップグレード版が搭載される可能性がある。
サイズは標準のM2クーペと同じで、先代モデルより約50mm大きくなっている。これは、大型の8シリーズ・クーペやSUVのX7などとクラスター・アーキテクチャー・プラットフォームを共有していることによるもの。
また、軽量化も施される見通し。M2クーペの車重はまだ公表されていないが、先代より重くなると予想される。それでも1725kgのM4クーペほどではないだろう。