ホンダ 2023年型CR-Vをカナダで生産開始 半数がHV
公開 : 2022.09.25 03:27
ホンダはカナダ工場において新型CR-Vの生産を開始しました。外観が一新され、性能も大きく向上したようです。
カナダがCR-Vのリード工場に
ホンダはカナダ工場(HCM)において、6代目CR-Vの2023年モデルの生産を開始した。
カナダ工場は2012年からCR-Vの生産を担当しており、今後オハイオ州のインディアナ工場とイーストリバティ工場でも生産が開始される。
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来月にはCR-Vのハイブリッドモデルの生産も開始され、その生産台数はCR-V全体の50%にまで引き上げられる予定だ。
「2023年モデルのグローバル・リード工場となるのは大きな挑戦でしたが、われわれの経験豊富なチームと北米でこの素晴らしい新型車を作り上げたチームワークを誇りに思います」とHCの上級副社長であるクレメント・ディスーザは述べた。
ターボとHVをそれぞれ2グレード
「次はCR-Vのラインナップにとってこれまで以上に重要であり、カナダのお客様に初めてお届けできるCR-Vハイブリッドが控えています」と彼は付け加える。
2023年型CR-Vは2つのターボ付きグレードであるEXとEX-L、それにハイブリッドのスポーツとスポーツ・ツーリングからなる4グレードでデビューする。
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日常生活にも週末の外出にも最適なクルマとして仕上げられ、プレミアムなプロポーションと大きく広がったスタンスで新しいホンダ・デザインの方向性を進化させたとのことだ。
力強い新しい外観に加え、より運転を楽しめる個性やダイナミクスが与えられるとともにトルクと能力が大きく向上したとしている。
高剛性化のための工夫多数
よそ1年前、HCMの第1ラインは2022年型シビックの北米におけるリード工場として使われ始めたが、今回第2ラインをCR-Vのグローバルリード工場として使用する。
この新型CR-Vの大胆なスタイリングの要は同社製品史上最大となるボンネットだ。
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このボンネットのデザインの量産化のため、鋼板の厚みを増して剛性を高めたりボンネットフレームの設計を調整するなど、プレス部門と溶接部門の連携が必要だったと同社は説明する。
またボディ剛性を高めるため、構造用接着剤の使用を大幅に増やすとともに、静粛性を高めるため音響用スプレーフォームをボディに使用しているという。
これらの材料の使用はHCMでは初めてであり、そのために新たな設備の導入および従業員の教育に力を入れ、今まで以上に高品質なCR-Vの生産が可能になったとのことだ。
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