BMW Z4 改良でスタイリング変更 フロントグリルに新デザイン ラインナップ見直しも

公開 : 2022.09.29 06:05

BMWは、Z4の改良新型を欧州で発表しました。デザインを刷新し、ワイド感を強調するフロントグリルを採用したほか、グレードの見直しも行われています。

BMWの2座オープン 小変更

BMW Z4の改良新型が発表された。スタイリングやグレードの見直しを行い、欧州では11月から発売される予定。

2019年に発売された3代目Z4は、今回のマイナーチェンジによりグレード展開を縮小。英国では中間グレードのsドライブ30iが廃止され、基本的に2種類のみとなる。

BMW Z4
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エントリーグレードのsドライブ20i Mスポーツは、わずかに値下げされて4万2305ポンド(約650万円)から。最高出力197psと最大トルク33kg-mを発生する直列4気筒エンジンを搭載し、0-100km/h加速は6.9秒。

上位グレードのsドライブM40iは、5万3720ポンド(約830万円)から。最高出力340psと最大トルク51kg-mを発生する3.0L直列6気筒を搭載し、0-100km/h加速は4.5秒とされる。

トランスミッションは全車、BMWのステップトロニック8速ATを装備する。

エクステリアも刷新され、サイドエアインテークの改良により空気の乱流を低減している。また、「ワイドなフロントエンドの印象を強める」という水平基調の新しいフロントグリルが採用された。上位グレードのM40iは、グレーのミラーキャップと台形マフラーを装備する。

標準装備も更新され、バイカラーの18インチ・アルミホイールが全車標準となり、オプションで19インチも用意される。

ボディカラーとしては、サンダーナイト・メタリック、ポルティマン・ブルー・メタリック、スカイスクレイパー・グレー・メタリックなど、新色が追加されている。

10.25インチのセンターディスプレイには、Wi-fiホットスポットやスマートフォンとの接続機能が備わる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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