新型「AMG C 43」もサプライズ展示! メルセデス・ベンツ/マイバッハ/EQ、六本木ヒルズに勢揃い

公開 : 2022.09.30 06:25  更新 : 2022.10.02 14:47

日本発売前の新型AMG C 43が、六本木ヒルズに! メルセデスの展示イベントが到着。大阪でも、この「メルセデス・ベンツ ブランド エキシビション」は開催されます。

東京は10/2まで 大阪は10/8~10

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

メルセデス・ベンツ日本法人が、10月2日まで東京の六本木ヒルズで、「メルセデス・ベンツ ブランド エキシビション」を開催している。

これは、メルセデスが誇る豪華なラインナップを、六本木ヒルズのアリーナに並べるイベントで、10月8日(土)〜10日(月)には大阪のグランフロント大阪でも行われる。

六本木ヒルズにサプライズ展示されている「メルセデスAMG C 43 4マティック・セダン」
六本木ヒルズにサプライズ展示されている「メルセデスAMG C 43 4マティック・セダン」    AUTOCAR JAPAN

メルセデス・ベンツはもちろん、AMG、マイバッハ、そしてEQと、メルセデス自慢の車両たちが展示されるのだ。

まずは、東京で開催中のイベントの模様を紹介しよう。

主なモデルを紹介すると、メルセデス・ベンツではフラッグシップの「S 580 4マティック・ロング」や「GLE 300 d 4マティック」など、AMGでは「AMG GT 53 4マティック+」や「AMG CLS 53 4マティック+」などがズラリと並ぶ。

マイバッハは「マイバッハ S 580 4マティック」、そしてEQでは、「EQS」と「EQE」……と、展示車両の価格総額は計算していないが、億単位になることは間違いないだろう。

航続距離700km EQSの実車も

今回、なんといっても注目されているのは、9月29日にお披露目されたばかりの、「EQS」と「EQE」だ。

メルセデス初のEV専用プラットフォームを採用したBEV(バッテリー電気自動車)で、EQSはラグジュアリーモデル、EQEはミドルセダンとなる。

AMGの車両たちは、会場左奥に陣取る。写真は「メルセデスAMG C 43 4マティック・セダン」。
AMGの車両たちは、会場左奥に陣取る。写真は「メルセデスAMG C 43 4マティック・セダン」。    AUTOCAR JAPAN

いままでのメルセデス車とは異なる、キャブフォワードな独特のスタイリングにMBUXハイパースクリーンと呼ばれるワイドなディスプレイを備えたインテリアなどで、多くのギャラリーを魅了していた。

だが、じつは今回のイベントには、メルセデス車に少し詳しい人なら気づいたはずのサプライズモデルが展示されていた。

それは日本未導入の「メルセデスAMG C 43 4マティック・セダン」だ。

Cクラスの「43」 日本発売は?

「AMG C 43」は、その名が示すとおり、新型Cクラス・セダンがベース。

最新世代の「43」ユニットは従来の3L V6ツインターボに代わって、2L 直4に電動の排気ターボチャージャーを装着。

一時期は、年内の日本導入も囁かれていたから、今回の参考展示の意図は気になるところ。展示車両は変更されることもあるので注意しよう。
一時期は、年内の日本導入も囁かれていたから、今回の参考展示の意図は気になるところ。展示車両は変更されることもあるので注意しよう。    AUTOCAR JAPAN

これにベルト式スタータージェネレーターのBSGも装着し、最高出力は408ps、最大トルクは51.0kg-mを発生する。組み合わされるトランスミッションはトルコンレスのAMGスピードシフト9G MCTと呼ばれる9速ATで、4輪を駆動する。

このメルセデスAMG C 43 4マティック、会場のパネルには「展示車両は未発表車の参考展示となります」と掲げられていたが、関係者に問い合わせてみたところ、「時期は未定ですが、日本に導入します」とのこと。

AMGファンには十分以上に期待させてくれそうなモデルだ。

首都圏在住のメルセデス・ファンなら今週末は六本木ヒルズへ、関西圏在住なら来週末にグランフロント大阪へ、メルセデスの最新フルラインナップを見に行かれてはいかがだろうか。

記事に関わった人々

  • 撮影 / 編集

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    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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