トヨタが8車種も! 9月の登録車販売ランキング・トップ10 新型シエンタが6位に

公開 : 2022.10.07 11:25

9月の新車販売台数レポートです。登録車のトップ10は、トヨタ車が8モデルも入りました。軽は、タントの巻き返しが始まります。

新型ノア/ヴォクシーも 登録車の上位に

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

2022年9月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。

結果を見ると、半導体など部品供給不足は続くものの、新型コロナウイルス感染拡大による生産の一時稼働停止が収まりつつある状況が、各車の販売成績となって表れた。

9月の登録車ランキング上位は、トヨタ車が顔を並べる。新型シエンタ(写真)、ヴォクシー、ノア、ルーミーといったミニバン勢が好調だ。
9月の登録車ランキング上位は、トヨタ車が顔を並べる。新型シエンタ(写真)、ヴォクシー、ノア、ルーミーといったミニバン勢が好調だ。

登録車の9月のランキングは、生産調整の影響が縮小して前年同月比25.9%増(1万5979台)にまで回復したトヨタ・ヤリスが、5か月連続での首位につく。

続く第2位には、今秋に改良モデルの発売を控えるものの同43.1%増(9776台)を記録した日産ノートが前月と同位で位置。

第3位には、同14.4%増(9039台)を成し遂げたトヨタ・カローラが前月と同位で入った。

また、第4位には同185.6%増の8829台を売り上げたトヨタ・ライズが前月と同位で、第5位には同174.7%増(8241台)を達成したトヨタ・ヴォクシーが9つ順位を上げてランクインした。

2022年9月 登録車のブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万5979台
2位 日産ノート:9776台
3位 トヨタ・カローラ:9039台
4位 トヨタ・ライズ:8829台
5位 トヨタ・ヴォクシー:8241台
6位 トヨタ・シエンタ:7785台
7位 トヨタ・ノア:7770台
8位 ホンダフリード:7763台
9位 トヨタ・ルーミー:6791台
10位 トヨタ・アクア:6732台

新型車の成績に触れていこう。

SUVモデルの好調が続く

本年8月に全面改良したトヨタ・シエンタは、同62.0%増の7785台を販売して第6位に。本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、同277.2%増(7770台)を記録して第7位に位置。

また、昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5が、同202.2%増の4642台を売り上げて第14位に。

8月にプラドの特別仕様車を設定したランドクルーザー・ワゴンが同67.5%増(4182台)を達成して第15位に、7月に全面改良した日産エクストレイルが同226.8%増(3395台)を記録して第19位に入る。

さらに、昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーが同2176.9%増(2368台)を成し遂げて第23位に、8月にSTIスポーツを追加したスバルフォレスターが同143.8%増の1736台を販売して第30位に。

1月に一部改良を図ったマツダCX-8が同190.3%増の1382台を登録して第33位に、8月に一部改良を図ったスズキ・クロスビーが同154.2%増(1294台)を達成して第34位に入るなど、SUVモデル群が好成績を残した。

続いて、9月の軽自動車のランキングも見ていこう。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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