30億円超え アストン マーティンが東京都に住居を設計 1年後に完成予定

公開 : 2022.11.28 09:00

アストン マーティンは、日本企業VIBROA社とコラボレーションして東京都港区に30億円を上回る戸建て住居を建築します。

アストン マーティンが家を設計

アストン マーティンは、デザイン力を日本の不動産の世界に応用する。

同社による高級住宅の設計はアジア初。米国で成功したプロジェクトに続くもので、マイアミのプライベート住宅地「シルヴァンロック」やアストン マーティン・レジデンスなどは、2023年夏のウォーターフロントタワー開業予定に先立ち現在97%が完売している。

プライベートホーム「NO.001 南青山」
プライベートホーム「NO.001 南青山」    アストン マーティン

不動産事業を手掛ける日本企業VIBROA社とのコラボレーションによるこのプロジェクトは、東京都港区南青山にて、プライベートホーム「NO.001 南青山」の設計と建設から始まる。

VIBROAとのパートナーシップは、アストン マーティンの日本における戦略的成長計画の一環であり、日本市場の可能性と消費者ニーズを活用することを目的としている。

このレジデンスは自動車ギャラリー、ワインセラー、ホームシアター、ジム、プライベートスパを備え、アストン マーティンのデザイン理念が随所に反映されているという。

外観デザインは、日本の建築家と協力し、アストン マーティンの高い評価を得ているデザイナーが主導。インテリアと家具も、このデザイナーの手によるものである。

個人の購入者に販売されており、2023年11月に完成する予定。

VIBROA社のコメント

VIBROA社の最高経営責任者である吉田利行は、次のように述べる。

「このたび、アストン マーティンのような象徴的な超高級ブランドと協力できることを嬉しく思います。その優れたデザイン哲学と専門知識は、この住宅だけでなく、日本の幅広い不動産の世界に独自の次元をもたらします」

VIBROA最高経営責任者、吉田利行。
VIBROA最高経営責任者、吉田利行。    AUTOCAR JAPAN

アストン マーティンのコメント

アストン マーティン・リージョナルプレジデント 日本/韓国のグレッグ・アダムスは、次のように述べる。

「VIBROAと協力し、アストン マーティンのオーナーにとって完璧な住まいとなるよう、当社の息を呑むようなウルトラ・ラグジュアリーカーとハイパフォーマンスカーのポートフォリオからインスピレーションを得たデザイン要素を盛り込んだ住宅を創出できることを嬉しく思います」

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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