アルピーヌA110、ルノー・メガーヌR.S.リコール届出 過給機不具合 A110は燃料ポンプ再リコールも
公開 : 2022.12.08 17:05
ルノー・ジャポンは、2022年12月8日付で、ルノー・メガーヌR.S.、およびアルピーヌA110に関するリコールを届け出ました。
過給機の不具合
ルノー・ジャポンは、2022年12月8日付で、ルノー・メガーヌR.S.、およびアルピーヌA110(2019年6月5日~2022年10月27日製造)計771台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、ターボチャージャー(過給機)の潤滑オイルパイプに亀裂が生じてオイル漏れが発生し、車内でのオイル臭や警告灯が点灯することがあり、最悪の場合、発煙に至るおそれがあるという。
改善策として、全車両ターボチャージャーの潤滑オイルパイプを対策品に交換する。
同様の不具合は13件確認されている。
また、ルノー・ジャポンは同日、燃料ポンプに関して、アルピーヌA110(2018年2月1日~2022年5月24日製造)計1043台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
この不具合は、燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、樹脂製インペラーとカバーのクリアランス設計が不適切なため、燃料温度の上昇によって樹脂製インペラーが変形することがあり、カバーと接触、燃料ポンプモーターが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるというもの。
この不具合は、2021年4月13日付けで届出がおこなわれたものと同様だが、対策品についても新たな不具合が判明したため、対象を拡大するなどして再届出がなされた。
燃料ポンプに関する不具合は76件確認されており、対策として、全車両、インタンクユニットを対策品に交換する措置をとる。