中国ニオ(NIO) マイバッハに対抗する超高級EVセダン 2024年デビューか

公開 : 2022.12.15 18:05

中国の新興EVメーカーであるニオは、メルセデス・マイバッハSクラスに匹敵する超高級車の開発をスタートしているとのこと。2024年のワールドプレミアを目指しています。

お値段は現行モデルの倍以上?

中国の自動車情報サイトAutoHome(汽車之家)によると、上海に拠点を置くEVメーカーのニオ(NIO、上海蔚来汽車)は、新たに高級車を発売する準備を進めているという。現在、開発の初期段階にあるとされ、価格は既存モデルのほぼ2倍の100万元(約2000万円)以上となる見込み。

また、内部関係者の話では、高級感という点ではメルセデス・マイバッハSクラスと競合することになるという。2024年に発表後、グローバルに販売される予定だとAutoHomeは伝えている。

ニオの上級セダン「ET7」
ニオの上級セダン「ET7」

ニオは、中国IT大手テンセントも出資する新興EVメーカーで、充電時間を短縮するバッテリー交換方式を特徴としている。中国だけでなく欧州にも展開し、SUVのES7やセダンのET5などを販売。欧州の一部地域では、すでにバッテリー交換ステーションも導入している。

現在、最も高価なモデルであるES7は、中国向けの価格が54万8000人民元(約1000万円)から。中国で販売されるニオの平均価格は46万6000人民元(約900万円)とされる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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