ロング版登場 3列7人乗り「プジョー・リフター・ロング」日本発売 1.5Lクリーンディーゼル
公開 : 2023.01.23 07:05
ステランティス・ジャパンは、3列シート7人乗り仕様「プジョー・リフター・ロング」を発売しました。
リフターにロング版登場
ステランティス・ジャパンは、プジョーブランドのMPV「リフター」の3列シート7人乗り仕様「リフター・ロング」を発表し、全国のプジョー正規ディーラーにて発売した。
リフターは、端正なフロントフェイス、前後左右にあしらわれたクラッディングが生み出すマッシブな造形、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備するなど、オフロードにも対応するスタイルと走行性能をあわせもつSUVテイストのMPV。
今回発売されたリフター・ロングは、リフターが備える高いデザイン性や走行性能はそのままに、3列目シートを外せば、最大2693Lもの大容量ラゲッジスペースを確保。そして、レジャーや仕事などあらゆる用途に適応できるよう、スライドドアと3列シートを兼ね備えている。
リフターの上級グレードであるGTをベースとした「リフター・ロングGT」1グレードの設定で、基本的な装備はベースモデルに準じている。
プラットフォームはプジョーのベストセラーSUV、3008および5008と同じEMP2を採用。
ノーマルをはじめ、悪路走破性を高めたスノー、サンド、マッド、ESCオフの5つのモードに切り替えが可能で、トラクションコントロールをベースにプログラミングされた最新システム、アドバンスドグリップコントロールを搭載している。
ボディサイズは全長4760mm(ベースモデル比+355mm)、全幅1850mm(±0)、全高1900mm(+20mm)、ホイールベース2975mm(+190mm)と、日本の道路事情にもマッチする使い勝手のよいサイズ。また、車両重量は1700kg(+50kg)におさえられている。
内装素材と内装カラーはファブリックのブラウンツートーンで、5シーターのリフターGTと同一。3列目シートは、前後スライド(最大130mm)することによって、大人も着座できる実用性を備える。
また、3列目シートは折りたたみと取り外しが可能で、2列目シートをあわせてフラットに折りたたむことにより、広大な荷室をつくることもできる。
一方、3列目シートを最後端までスライドした状態においても、複数の鞄などを搭載可能な荷室スペースを確保。荷室の最大容量は、リフターが約2120Lのところ、リフター・ロングでは約2700Lと大幅に増加。
ホイールベースとリアオーバーハングの延長により、2列目を立てた状態での利便性も高めている。また、3列目を取り外し、2列目を格納して1列目(助手席)を最も前方にスライドした状態での最大荷室長は2230mm(欧州計測値)となる。
パワートレインは、ベースモデルと同様、定評のある1.5LクリーンディーゼルエンジンDV5型(アイドリングストップ付き)に電子制御8速オートマティックトランスミッションEAT8を組み合わせ、低回転からの高トルク、最新の排気浄化システム(酸化触媒、SCR選択還元触媒、DPF微粒子フィルター)による高い環境性能で、エコカー減税の対象にもなっている。
リフター・ロングGTの価格(消費税込)は、455万円。