ホーバークラフトの船名決定! 「豊後の三賢」に由来 大分空港と大分市結ぶ 英グリフォン・ホバーワーク社製3隻
公開 : 2023.02.09 11:45
大分県は、大分空港と大分市を結ぶホーバークラフトの船名を発表。「豊後の三賢」に由来する名称です。
大分県ゆかりの賢人に由来
大分県は、大分空港と大分市(大分港西大分地区)を結ぶホーバークラフトの船名を発表した。
大分県では、大分空港海上アクセスとして導入する国内唯一となるホーバークラフトの運航にあたり船名を募集。計2507点の応募の中から審査委員会を経て決定した。
就航する3隻は、「Baien」「Banri」「Tanso」。由来となったのは、三浦梅園、帆足万里、広瀬淡窓という。江戸時代にそれぞれ現在の国東市、日出町、日田市において、西洋の天文学や医学、儒学など広く学問の研究や普及に取組んだ教育者として「豊後の三賢」と称されている。
なお、2009年10月31日運航を終了した、大分ホーバーフェリー株式会社が運航していた4隻は「ドリームアクアマリン」「ドリームエメラルド」「ドリームルビー」「ドリームサファイア」という名称だった。
大分県では2023年度中の運航開始を予定している。使用されるのは英:グリフォン・ホバーワーク社製の80人乗り機種。最高速度は45ノット(約83km/h)。