BMWの新型EV「iX1」日本発売 航続距離465kmの四輪駆動SUV 価格/スペックは?

公開 : 2023.02.17 13:25  更新 : 2023.02.18 10:45

新型「X1」に続き、BMW「iX1」も日本発売。EVを検討するユーザーに、輸入コンパクトSUVの新しい選択肢が追加されました。価格も判明。

X1の電気自動車 発売日は2/17

画像はすべて欧州仕様車。

BMWがコンパクトSUVの「X1」をフルモデルチェンジして、日本発売した。

新型X1は、まずはガソリン仕様の「X1 xDrive20i」と、EVの「iX1 xDrive30」というラインナップで導入される。

BMWの電気自動車「iX1」(日本仕様)
BMWの電気自動車「iX1」(日本仕様)    BMW

ここでは、電気自動車となる「iX1」について見ていこう。

同社のSUVモデルを示す「Xシリーズ」は、1999年に「X5」、2004年に「X3」、2008年に「X6」、2010年に「X1」の初代モデルが登場。

その後、2014年には「X4」、2018年に「X2」、2019年「X7」、2023年に「XM」が誕生し、現在は8モデルで構成されている。

車名の頭に「i」がついたEV版SUVシリーズは「iX3」から導入が始まり、さらに今回、そのエントリー車種にあたる「iX1」が発売された形だ。

パワートレイン/充電について

日本仕様は「iX1 xDrive30」という車名で、最高出力190ps(140kW)を発揮する電気モーターを前輪・後輪に備える四輪駆動モデル。

システムトータルでは272ps(200kW)/50.4kg-mを発揮する。0-100km/h加速は5.6秒だ。

BMW iX1の前席内装(欧州車:日本仕様は右ハンドル)
BMW iX1の前席内装(欧州車:日本仕様は右ハンドル)    AUTOCAR JAPAN

ボディ床下に収納されているリチウムイオン・バッテリーは容量66.5kWh。一充電での走行可能距離は465kmとなっている。

充電については、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。

自宅で8kWのBMWウォールボックス(200V/32A)を利用すれば、約6.5時間で、10%の状態から80%までチャージできる。

急速充電は、90kW充電器の利用により約50分で、10%から約80%まで。また、約30分で、10%から55%までチャージできる。

価格/スペック

「iX1」の日本仕様はトリムが2種類あり、いずれも右ハンドル。価格は下記のとおりだ。

iX1 xDrive30 xLine:668万円
iX1 xDrive30 Mスポーツ:668万円

BMW iX1(欧州仕様車)
BMW iX1(欧州仕様車)    BMW

このうち「xDrive30 xLine」には、アダプティブMサスペンションを標準装備。標準サスペンションのモデルと比較し、車高が20mm下がり操作性が高まっている。

iX1 xDrive30(xLine/Mスポーツ)

価格:668万円
全長:4500mm
全幅:1835mm
全高:1620mm
ホイールベース:2690mm
車両重量:2030kg
最高出力:272ps(200kW)
最大トルク:50.4kg-m(494Nm)
バッテリー容量:116.0Ah/66.5kWh
一充電走行距離:465km

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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