BMW「iX1」 実車の印象は? 4人のゲストが語る新型EV 2/19まで展示中

公開 : 2023.02.18 10:25

今週末、BMW「iX1」が東京都・六本木に展示中。滝沢眞規子さん、井浦新さん、島袋聖南&石倉ノア夫妻が、新型EVを体験しました。何を語ったのでしょう?

日本の販売、3分の1が「Xモデル」

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

2月17日、BMW 新型「X1」、電気自動車の「iX1」のメディア向け発表会が東京ミッドタウンのアトリウム・ヤードコートで開催された。

なお、「iX1」は2月19日(日)まで同会場で一般の人にも公開され、予約が必要だが試乗も受け付ける。

新型BMWX1、iX1発表会に集まった滝沢眞規子さん、井浦新さん、島袋聖南&石倉ノア夫妻。
新型BMWX1、iX1発表会に集まった滝沢眞規子さん、井浦新さん、島袋聖南&石倉ノア夫妻。    AUTOCAR JAPAN

新型X1については既に当Webサイトでも紹介しているので、ここではプロフィールなどの解説は省略する。

さて、BMWは、無骨なイメージのSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)とは一線を画した、オンロード走行性能を高めたモデルとして、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の「X」モデルをラインナップしてきた。

2000年に発表された初代X5を皮切りに、現在、Xモデルは8車種(X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、iX)までにラインナップを拡大している。

2022年、日本においてBMW車は約3万台が販売されたが、そのうち約3分の1がXモデルだという。BMWのフィロソフィーである「駆け抜ける歓び」は、Xモデルも例外ではないことが、人気に結びついている一因でもある。

新型「X1」 3つのポイントとは

そんなXモデルの末弟にあたるX1だが、今回の新型のポイントは3つあると、BMWブランドマネジメント本部長の遠藤克之輔氏は語る。

まず、プレミアム・スモール・コンパクトクラスに属するX1だが、そのクラスを超えるラグジュアリーさがあること。

BMW iX1の前席内装
BMW iX1の前席内装    AUTOCAR JAPAN

次に、このクラスとしてはBMW初の電気自動車「iX1」を設定したこと。

そして、若い人や女性、ヤングファミリーに向けたモデルであること。

X1はXモデルの中では小さいクルマだが、安全性能やデザイン、デジタルデバイスなどは上級モデルに匹敵するレベルで、妥協はしていない。

また、2013年に登場した「i3」から始まったBMWのEV戦略は確実に実を結び、2021年からは、iX、iX3、i4、i7と立て続けにEVのニューモデルを発表し、ついにこのスモール・コンパクトクラスにiX1を投入し、ラインナップを拡充。

いまや、BMWはEV市場の牽引者を目指している。ここからは、iX1にポイントを置きたい。

お気に入りはデザイン? 実用性?

今回の発表会では、そんなiX1にふさわしいゲストとして、モデルの滝沢眞規子さん、俳優の井浦新さん、人気TV番組「テラスハウス」でおなじみのタレント、島袋聖南&石倉ノア夫妻の4名を迎え、iX1やクルマに関してのトークショーも行われた。

4名ともクルマ好きということもあり、事前にiX1に乗ってもらったそうだ。ほとんどの人がEV初体験だったようで、それぞれの感想を語ってもらうと、

BMW iX1の荷室
BMW iX1の荷室    AUTOCAR JAPAN

滝沢さんは「時代が変わりましたね。ディスプレイは掃除が楽そうだし(笑)、タッチパネルの操作感も良かったです」

井浦さんは「いたるところに“X”があしらわれているのがいいですね。電気自動車でもドライブモードがあって、伸びのある走りを実感しました」

島袋さんは「足をかざすとテールゲートが開くし、リアシートも広く、しかも静かなので、子どもが生まれたばかりのわたしにはすごく便利でした」

石倉さんは「閉じたキドニーグリルが、電気自動車なんだと思わせてくれました。サイズ感や内装も素敵で、乗った感じもスゴかったです」

記事に関わった人々

  • 撮影 / 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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