三菱、軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」海外初の現地生産 インドネシアで2024年~
公開 : 2023.02.22 17:30 更新 : 2023.02.22 17:30
三菱は、軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」を、2024年からインドネシアにおける生産合弁会社で生産します。
インドネシアで初の現地生産
三菱は、軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」を、2024年からインドネシアにおける生産合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)で生産する。
海外での生産が初めてとなる「ミニキャブ・ミーブ」はワンボックスタイプの軽商用EV。駆動用バッテリーと小型・軽量・高効率なモーターなど、世界初の量産EV「アイ・ミーブ」で実績のあるEVシステムを搭載している。
また、駆動用バッテリーをフロア中央に配置するなど荷室容量を犠牲にすることなくEVコンポーネントを搭載しており、大容量の荷室を確保。駆動用バッテリーをフロア中央に配置して低重心化したことで、優れた操縦安定性と良好な乗り心地を実現している。
三菱の加藤隆雄社長は、「現在、自動車会社は世界中で急速に進んでいる脱炭素社会への取り組みについて対応することが求められています。その中でも軽商用EVは、物流における『ラストワンマイル問題』への最適解と考えております」
「アセアンにおけるEVへのニーズの高まりに応えるため、今回海外初の現地生産を決定しました。引き続きインドネシアの自動車産業の発展を後押しするとともに、同国の環境への取り組みに対しても貢献をしていきたいと考えております」とコメントした。