ホンダ、軽トラサイズのかわいい自律移動モビリティ「オートノマス・ワーク・ビークル」公開へ

公開 : 2023.03.08 15:25

ホンダは、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル」の3代目プロトタイプを公開します。

3代目プロトタイプ公開へ

ホンダは、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル(AWV)」の3代目となるプロトタイプを2023年3月14日~18日まで米国・ラスベガスでおこなわれる建設機械の見本市「CONEXPO-CON/AGG 2023」で公開する。

ホンダAWVは、CES 2018に出展したプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発された頑丈で耐久性の高い電動モビリティ。アタッチメントやツールの追加で、運搬をはじめさまざまな作業に活用できるプラットフォームとなっている。

ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル(AWV)
ホンダ・オートノマス・ワーク・ビークル(AWV)    ホンダ

GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行する。

2021年には、ホンダAWVの2代目のプロトタイプを用いて米国南西部の大規模太陽光発電所の建設現場で実走行テストを実施。今回公開されるのは、実走行テストなどを通じて得た知見を踏まえ、各性能を向上させた3代目のプロトタイプとなる。

3代目プロトタイプは、全長119インチ(3025mm)×全幅51インチ(1300mm)×全高81インチ(2052mm)。荷台のサイズは101インチ(2560mm)x51インチ(1300mm)。

2代目コンセプトの積載量880ポンド(400kg)から2000ポンド(907kg)へと拡大。また、GNSSサービスが弱い場所や利用できない場所でのナビゲーションを改善した。タブレット端末ベースのシンプルなプログラミングインターフェースを搭載する。

さらに走行性能においても、道路上に停止している障害物に対する回避機能が強化された。

最高速度は自律走行時で時速10マイル(16km/h)、リモコン操作時は時速2.5マイル(4km/h)~という。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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