ミニ・クラブマン 特別仕様車「ファイナル・エディション」追加 銅の専用色で際立つ

公開 : 2023.03.22 18:45

ミニ・クラブマンの最後を飾るであろう特別仕様車「ファイナル・エディション」が公開されました。全世界1969台の限定販売で、上級装備やカッパー(銅)の専用カラーリングを施しています。

最後を飾るであろう特別仕様車 1969台限定

ミニは、クラブマンの特別仕様車「ファイナル・エディション」を発表した。全世界で1969台、英国では100台の限定販売で、価格は3万7000ポンド(約600万円)から。

クラブマン・ファイナル・エディションは、クラブマンのクーパーS仕様がベースとなっており、最高出力178psの2.0L 4気筒ガソリンエンジンを搭載する。0-100km/h加速7.2秒、最高速度は230km/hとされる。

ミニ・クラブマン・ファイナル・エディション
ミニ・クラブマン・ファイナル・エディション    ミニ

基本的な装備は、クラブマン・クーパーSの上級グレード「エクスクルーシブ」と共通で、8.8インチのタッチスクリーン、アップル・カープレイ、バックカメラ、パーキングセンサー、プレミアムサウンドシステムを標準装備する。

ファイナル・エディション専用デザインとして、フロントグリル、リア、18インチのアルミホイール、そして4本のストライプデカールにコッパー(銅色)を採用し、エクステリアを際立たせている。

インテリアは、パノラマサンルーフとリアプライバシーガラスを装備し、ダッシュボードにはグリーンとカッパーのトリムが施される。また、ナッパレザーのステアリングホイールとシートには「Final Edition」のエンブレムがあしらわれる。

助手席側には、1969年にブリティッシュ・レイランドが生産した初代クラブマンに敬意を表して、「1 of 1969」と書かれたバッジが装着される。

ミニ・クラブマンが生産を終了するまで、そう長くはないだろう。BMW傘下のミニは先月、クラブマンの実質的な後継車となる次期型EV「エースマン」を公開した。エースマンは5ドア・クロスオーバーで、2025年に発売予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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