9年を経て生産終了 シボレー・カマロ 第6世代は2024年モデルで

公開 : 2023.03.23 16:38  更新 : 2023.03.23 17:44

シボレーは、9年間にわたり続いた第6世代カマロの生産を、2024年モデルで終了します。

6代目カマロ、終了

シボレーは、9年間にわたり市場で好調に推移し、数十万台を販売した第6世代シボレー・カマロの生産を、2024年モデルで終了する。

最後のカマロは、2024年1月にランシング・グランドリバー組立工場(ミシガン州)で製造/出荷される予定。

第6世代シボレー・カマロ
第6世代シボレー・カマロ    シボレー

現行のカマロは、クーペとソフトトップのコンバーチブルの2モデルがラインナップされた。

第6世代では「カマロSS」にマグネティックライドコントロールを搭載したほか、初めて全グレードにサーキット指向の1LEパッケージが導入された。

最高出力659psを誇る「ZL1 1LE」はサーキット走行にも対応した究極のモデルで、GMのミルフォード・プルービング・グラウンド(ミシガン州)にあるミルフォード・ロードコースでカマロ史上最速のタイムを記録した。

VP「言い表せぬ感謝」

グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベルは下記の通りコメントする。

「私たちは今、現行モデルの『カマロ』に別れを告げるにあたり、お客様、組み立てラインの従業員、そしてレースファンの皆様へ、言葉では言い表せないほど感謝しております」

グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベルは「今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」とコメントする。
グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベルは「今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」とコメントする。    シボレー

「今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」

北米では限定モデルも

シボレーは、北米で2024年型「カマロRS」「カマロSS」及び限定販売される「ZL1」にコレクターズ・エディション・パッケージを追加設定し、称える。

コレクターズ・エディション・パッケージは「カマロ」へのオマージュであり、特にプログラムの最初のコードネームである「パンサー」など、1960年代の初代「カマロ」の開発にさかのぼる物語を再現している。

2024年型「カマロ」のラインナップとコレクターズ・エディション・パッケージの詳細は、今夏の受注開始前に公開する予定。

刺激的なクルマを今後も

シボレーは下記のコメントを残す。

「ルイ・シボレーとの創業時代から、パフォーマンスは常にシボレーのDNAに不可欠な要素であり、これからもそうあり続けるでしょう」

シボレーは「ルイ・シボレーとの創業時代から、パフォーマンスは常にシボレーのDNAに不可欠な要素であり、これからもそうあり続けるでしょう」とコメント。
シボレーは「ルイ・シボレーとの創業時代から、パフォーマンスは常にシボレーのDNAに不可欠な要素であり、これからもそうあり続けるでしょう」とコメント。    シボレー

コルベットからコロラド、シルバラードZR2、タホRST、ブレイザーEV SSまで、シボレーブランドはストリート、サーキット、オフロードのための刺激的なクルマを提供し続けていきます」

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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