アストン マーティン 2026年までに8車種の新型スポーツカー発売へ F1技術導入の次世代ラインナップ

公開 : 2023.05.11 06:05

アストン マーティンは今後2年間で新型スポーツカー8車種(派生モデル含む)を発売すると発表しました。2025年には初のEVも登場するほか、ミドエンジン車も増やしていくとのこと。

次世代ラインナップ 2年間で8車種投入

アストン マーティンは、DB11の後継車を皮切りに、今後2年間で8車種の新型スポーツカーを発表する予定だ。

アストン マーティンの会長であるローレンス・ストロール氏は9日、フィナンシャル・タイムズ紙の「Future of the Car」サミットで、3年越しとなる新型車の投入計画について紹介した。

アストン マーティンはDBS、DB11、ヴァンテージの後継車を開発中のようだ。
アストン マーティンはDBS、DB11、ヴァンテージの後継車を開発中のようだ。    アストン マーティン

「ペンキが乾いたり、草が生えたりするのを眺めているような気分でしたが、この3年間を経て次世代のスポーツカーが登場し、今後24か月で8車種を発売する予定です。新しい技術を取り入れ、F1チームのパフォーマンスをビジネスに統合し、(現行車の)素晴らしいラグジュアリーを承継します」

新世代のスポーツカーラインナップには、DBS、DB11、ヴァンテージの後継車があるが、計8車種という数には、これらの派生モデルが含まれている。

ストロール氏はまた、「GTの上に新しいセクターを作りました」と新しいモデルについて言及し、「真のハイレベルなラグジュアリーとハイレベルなパフォーマンス。新しいもの」と表現した。

さらに、アストン マーティンは2025年に同社初のEVを発売する予定であり、ストロール氏は6月27日に詳細を説明する予定だと述べた。

「ソフトウェア・コンポーネントは決定しており、(ほぼ)自社で開発する予定です。数百人を雇用し、多くの能力を社内に導入しました。やはりEVでアストン マーティンを体験してもらわなければなりません」

前述の8車種はフロントエンジン車とされているが、これ以外にもミドエンジン車のラインナップを増やしていく方針だ。ストロール氏は「F1の技術を使った正統派のミドエンジン・スポーツカーが登場することになります」と語った。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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