ヒョンデのEVが進化! 「アイオニック5」改良新型・限定車を日本発売 ついに「N」ブランド導入へ

公開 : 2023.05.17 12:39  更新 : 2023.05.17 13:00

ヒョンデが高性能車の「N」を日本導入へ! アイオニック5のアップデートと限定車も発表されました。

日本発売から1年 改良でどう変わる?

ヒョンデ日本法人(Hyundai Mobility Japan)が、主力モデル「アイオニック5」のアップデートを発表した。

また、今後日本にやってくる新モデルの告知もあったのでご紹介しよう。

100台限定で販売される「リミテッドエディション」。デジタルサイドミラーを採用する。写真の外装色は、ルーシッドブルーパール(20台限定/619万5000円)。
100台限定で販売される「リミテッドエディション」。デジタルサイドミラーを採用する。写真の外装色は、ルーシッドブルーパール(20台限定/619万5000円)。    AUTOCAR JAPAN

アイオニック5は、発売から2年目を迎えるタイミングで、顧客の声に応えるアップデートが加えられた。

既存の「ボヤージュ」グレードにAWD仕様を追加し、リーズナブルな価格で2モーターの高出力とAWDの安定した走りを提供する。

またアイオニック5の全車種について、急速充電施設を目的地に設定すると、あらかじめバッテリー温度を高める「バッテリー・プリコンディショニング機能」を追加したほか、初期充電出力を一時的に高める「ブースト・チャージングプログラム」を採用するなど、ユーザーの声を形にした改良を加えている。

さらに、マット外装色の「アトラスホワイトマット」が追加された。

アイオニック5改良新型の価格は、下記のとおりだ。

アイオニック5:479万円
アイオニック5ボヤージュ:519万円
アイオニック5ボヤージュAWD:549万円
アイオニック5ラウンジ:559万円
アイオニック5ラウンジAWD:599万円

100台のみ デジタルサイドミラーに注目

初の限定車となる「アイオニック5ラウンジAWDリミテッドエディション」もこのタイミングで披露され、100台のみが販売される。

外装色は、写真の「ルーシッドブルーパール(20台)」と、マットカラーの「アトラスホワイトマット(80台)」を用意。

「リミテッドエディション」のデジタルサイドミラー。室内にはインパネの左右に有機ELディスプレイが設置されている。
「リミテッドエディション」のデジタルサイドミラー。室内にはインパネの左右に有機ELディスプレイが設置されている。    AUTOCAR JAPAN

専用のインテリアカラーは「ダークティール」を採用している。

注目は機能面で、デジタルサイドミラーを限定車のみに特別装備すること。

車内は、左右のAピラー根本に、有機ELディスプレイが設置され、カメラが映した映像を投影する。

「死角を圧倒的に排除できるシステムです。サイドの視野角は従来のミラーに比べて11°広くなり、車両の側方から約29°の範囲を見ることができます。また筐体が小さいので、これまでのミラーの陰になって見えないところが減少します」と、同社の佐藤健シニアプロダクトスペシャリストは紹介する。

アイオニック5ラウンジAWD限定車の価格は下記のとおりで、発売日は5月16日。

リミテッドエディション(ルーシッドブルーパール):
619万5000円

リミテッドエディション(アトラスホワイトマット):
629万円

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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