出るぞ! トヨタ・スズキ・ダイハツが「BEV商用軽バン」共同開発 航続距離200kmか

公開 : 2023.05.17 13:57  更新 : 2023.05.17 14:40

軽バンのEVが、18日に公開されます。なんと、トヨタ・スズキ・ダイハツの共同開発。どんなモデルになるのでしょう。

5月18日にイベントで公開へ

トヨタスズキダイハツの3社が共同開発してきた、BEVシステムを搭載した商用「軽バン電気自動車」のプロトタイプが、18日木曜に公開されることが分かった。

「G7広島サミット(主要国首脳会議)」に際し、日本自動車工業会の行う自動車業界のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを紹介するイベント(5月18日~21日)に展示するという。

18日のイベントに展示されるというダイハツ仕様のプロトタイプ。ハイゼット・カーゴのモデル名を確認できる。
18日のイベントに展示されるというダイハツ仕様のプロトタイプ。ハイゼット・カーゴのモデル名を確認できる。    ダイハツ

このBEV商用軽バンについて、トヨタは「スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合し、軽商用車に適したBEVシステムを3社で共同開発しました。車両についてはダイハツが生産を行い、スズキ、ダイハツ、トヨタがそれぞれ2023年度内に導入する予定です」と紹介している。

企画にあたっては、コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ社(CJPT)も参画することで、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求した。

一充電当たりの航続距離は200km程度を見込んでおり、「配送業などのお客様のニーズにしっかりと応えできる車両を目指して、現在開発を進めています」とされている。

3社は、今後もプラクティカル(実用的)でサステナブルな移動手段の提供を通じて、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進していくという。

記事に関わった人々

  • AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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