新型テスラ「モデル2」登場か 次期EV、予告画像公開 年間500万台目標へ

公開 : 2023.05.19 18:05

テスラは2車種の新型車を開発中であると発表しました。新型2車種で合計500万台の販売を目指しているとのこと。新たに小型EVの予告画像も公開され、比較的安価な「モデル2」として期待されています。

販売台数500万大規模? 2つの新型車投入へ

テスラは、次期型EVの予告画像を新たに公開した。エントリーモデルの小型ハッチバック「モデル2」と期待されている。

CEOのイーロン・マスク氏は株主総会で、「2つの新製品」を開発中であることを明らかにした。これは、先述の次期型ハッチバックと、モデル3の改良版であると考えられている。

「モデル2」と思われる新型車の予告画像
「モデル2」と思われる新型車の予告画像    テスラ

マスク氏は、この2つの新製品の生産台数を合わせて「年間500万台以上になるだろう」と述べ、大量生産型のEVメーカーという戦略的な方針を示した。

現在、テスラの主力はモデル3とモデルYの2車種であり、昨年の生産台数は合計129万8434台に上る。一方、上級車種のモデルSモデルXの生産台数は7万1177台にとどまる。

今年3月に開催された投資家向けイベント「インベスター・デイ」では、新しい生産方式と技術革新によって、工場と車両の効率を大幅に向上させると発表している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事