アウディQ6 E-トロン 詳細データテスト 新プラットフォームの高い実力 質感と操作性は1歩後退
公開 : 2024.10.12 20:25
アウディとポルシェによる新たなEV専用プラットフォームを採用したQ6は、ハンドリングも乗り心地も上々。駆動系や電気系も、既存車より格段に進歩。気になるのは、キャビンのアウディらしい高い質感が影を潜めたことです。
もくじ
ーはじめに
ー意匠と技術 ★★★★★★★★☆☆
ー内装 ★★★★★☆☆☆☆☆
ー走り ★★★★★★★★☆☆
ー操舵/安定性 ★★★★★★★★☆☆
ーテストコース ★★★★★★★★☆☆
ー快適性/静粛性 ★★★★★★★★☆☆
ー購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆
ースペック
ー結論 ★★★★★★★☆☆☆
はじめに
PPEという、衛生マスクのような略称を与えられたプレミアム・プラットフォーム・エレクトリックは、新開発のEV用アーキテクチャー。その初採用例であり、2021年のQ4 E-トロン以来初の完全なブランニューモデルとなるのがQ6 E-トロンだ。
PPEはポルシェとの共同開発で、今後はアウディやポルシェのEVに広く用いられる予定だ。そこにはアウディA6やポルシェ・マカン、さらには未発表のモデルも含まれる。
Q6は車名からわかるように、アウディのモデルレンジではド真ん中に位置する。今後、アウディの車名は、EVが偶数、ハイブリッド含むエンジン車が奇数となるので、Q6は実質的にEVレンジのQ5に相当する中型SUVだ。